パソコンの偽セキュリティ警告画面に注意!
概要
「パソコンがウイルスに感染した」と偽の警告を画面に表示させ、ウイルス除去のサポートを勧めるといった相談が寄せられています。
このような相談は2016年度頃から増え始めましたが、2020年度も引き続き多く寄せられています。
相談事例
パソコンでインターネットを利用中に、突然、警告音が鳴り響き、ウイルス感染の警告画面が表示された。すぐに電話するようにとの指示とともに電話番号があったので、慌てて電話したところ、日本語が片言の人が出た。電話で指示されるままにパソコンを操作して、遠隔操作で警告音や画面を止めてもらい、セキュリティソフトの購入契約をしてしまった。(60代男性)
トラブル回避策
- 慌てずに、ブラウザを終了する
偽の警告画面は、特定のURLにアクセスした場合に表示されるウェブサイトの画面であり、ウイルス感染が原因ではないので、ブラウザを終了させるだけで特に問題はありません。
うまく終了できないときは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の以下のページを参考にしてください。
ブラウザに「ウイルスを検出した」という旨の警告が表示されて終了させることができない場合の対応手順(独立行政法人情報処理推進機構(IPA))(外部サイトへリンク)
- 画面に表示された連絡先に、決して連絡を取らない
電話をすると、遠隔操作するためのソフトをインストールさせられたり、不要なセキュリティソフトを購入させられたりして、高額な請求を受けることがあります。
クレジット決済や電子マネー等での支払いを求められることが多いようです。
- 普段からセキュリティ対策をしっかりしておく
ウイルス感染の基本対策として、日ごろからセキュリティソフトを入れアップデートを実施しておきましょう。
啓発チラシ(PDF:513KB)
参考(外部リンク)