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更新日:2024年10月1日
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プラスチックは経済社会に浸透し、私たちの生活に利便性と恩恵をもたらしており、また、プラスチック使用製品はその機能の高度化を通じて食品ロスの削減やエネルギー効率の改善等に寄与し、例えば、日本の産業界もその技術開発等に率先して取り組むなど、社会的課題の解決に貢献してきました。
一方で、金属等の他素材と比べて有効利用される割合は、日本では一定の水準に達しているものの、世界全体でみると低い状況にあると言われています。また、不適正な処理により、全世界で年間数百万トンを超えるプラスチックごみが陸上から海へ流出しているとの推計があり、2050年には魚の重量を上回るプラスチックが海洋環境に流出することが予測されているなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。
こうした資源・廃棄物制約や海洋プラスチック問題への対応は、SDGs(持続可能な開発目標)でも求められています。
プラスチック廃棄物のリデュース、リユース、徹底回収、リサイクル、熱回収、適正処理等を行うためのプラスチック資源循環体制を早期に構築するとともに、海洋プラスチックごみによる汚染の防止を進めることが必要となっています。(出典:プラスチック資源循環戦略(外部サイトへリンク))
このページでは、プラスチックごみの3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進することを目的として、プラスチックごみに関する情報を発信します。
まずは、プラスチックを取り巻く現状と課題を知ることから始めましょう。
プラスチックのおかげで私たちの生活を豊かになりましたが、一方で、どういった課題を抱えているのか、また、どのような処理やリサイクルが求められているのか、以下の項目で説明します。
プラスチックスマート Plastics Smart(外部サイトへリンク)
プラスチックごみの問題を解決するためには、一人ひとりの行動が大切です。
3R(リデュース、リユース、リサイクル)の実践はもちろんのこと、ポイ捨てや不法投棄されたものを回収することもプラスチックによる環境汚染を防ぐために重要な取組みです。
以下では、プラスチックごみに関する行動事例を紹介していきます。
県で実施している「山形県リサイクル製品認定制度」や「山形県リサイクルシステム認証制度」において、プラスチックごみの削減に資するリサイクル製品やリサイクルシステムがあります。
以下で、取組内容を紹介しますので、リサイクル認定製品の積極的な活用やリサイクルシステムへの協力をお願いいたします。
また、県で実施している「山形県3R研究開発事業費補助金」や「山形県循環型産業施設整備事業費補助金」において、プラスチックごみの削減に資する3R研究開発や施設整備の補助を行っております。
国は令和元年5月に「プラスチック資源循環戦略(外部サイトへリンク)」を策定し、3R+Renewable(再生材・再生可能資源等の活用)の基本原則と、6つの野心的なマイルストーンを目指すべき方向性として掲げました。
そして、令和4年4月には、プラスチック使用製品の設計からプラスチック使用製品廃棄物の処理まで、プラスチックのライフサイクルに関わるあらゆる主体におけるプラスチックの資源循環の取組を促進するための措置を盛り込んだ「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。
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