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更新日:2023年2月7日
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海岸には漁網やブイなど、漁業から発生したものだけでなく、プラスチック容器やペットボトルなど、私たちの普段の生活から発生するごみが漂着しています。
プラスチックごみの不適正な処理により、世界全体で年間数百万トンを超えるプラスチックごみが陸上から海洋へ流出していると推計され、2050年までに魚の重量を上回るプラスチックが海洋環境に流出することが予測されるなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。
プラスチックごみを含む海岸漂着ごみの約7割は、内陸地域の路上のごみなどが雨などにより河川に流れ込み、海に流れ出たものといわれています。
(庄内沿岸部における海岸漂着物の様子)
このような海岸漂着物の中には、不法投棄やポイ捨てによる廃棄物も含まれています。このため、海を保全するためには、海岸漂着物を回収するだけでなく、不法投棄やポイ捨てを未然に防止する取組みが必要となっています。
また、令和元年6月に開催されたG20大阪サミットにおいて、日本は2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を提案し、首脳間で共有されました。
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