更新日:2017年9月7日
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【とき】平成28年9月1日(木曜日)10時45分~11時15分
【ところ】鶴岡市藤島地区地域活動センター(鶴岡市)
【訪問先】市民参加型ミュージカル実行委員会
【出席者】市民参加型ミュージカル実行委員会会長高山千代子氏ほかメンバーの皆さん、阿部昇司県議会議員
知事、企画振興部県民文化課長、庄内総合支庁総務部総務専門員ほか
市民参加型ミュージカル実行委員会は、チームツナミ(庄内農業高校映画・演劇部の卒業生)、東北公益文科大学演劇サークル「ねこじゃらし」、藤島地域婦人会、ゆらまちっく戦略会議、ミュージカル愛好会の10名で構成されていて、庄内地域各地で公募による市民参加型ミュージカルの制作と発表を行っています。高山会長をはじめ、9月18日に羽黒コミュニティセンターで公演の「はちこの皇子物語2016~完結編」に出演の方々からその中で歌われる歌を振り付きで披露していただきました。出演するのは、小学生から70代までの幅広い世代。力を合わせて家族のように楽しく一つの作品を紡いでいく活動は、ミュージカル公演のたびに地域に元気を与えています。
平成28年度5回目の知事のほのぼの訪問は、鶴岡市藤島地区地域活動センターで活動している「市民参加型ミュージカル実行委員会」を訪ねました。
参加者の皆さんにごあいさつ。
「本日は、皆様の日ごろの活動について直接お話をしていただけるということでとても楽しみにしてまいりました。ぜひ今日は、皆様の活動を御紹介いただきたいと思います。」
代表の高山千代子さんよりごあいさつをいただきました。
「活動を始めて5年目です。ステージの上からいじめ虐待防止を訴えてきました。今、地元庄内の伝説『蜂子の皇子』を取り上げたミュージカルを2013年に予告編、2014年にまほろば編を羽黒山五重塔と由良海岸で公演しました。私たちは、鶴岡文化会館のこけら落とし公演を狙っております。地元の物語を地元の全世代が絆を深め紡ぎ作品を完成させたときの感動を分かち合えることのうれしさ、子どもたちの目を見張るほどの成長を見ることができ、これが私たちの活動の良さだと感じています。」
制作の伊藤さんから御説明いただきながら「はちこの皇子物語2016」のプロモーションDVDを見せていただきました。小学生や中学生が大人顔負けの演技。9月18日の公演が楽しみですね。
「はちこの皇子物語2016」の木島由美子氏作曲の歌を披露していただきました。
主演の白幡大介さんはじめ、皆さん素敵な歌声と迫力のある演技。ミュージカルの世界に引き込まれました。
音楽監督の春山さん「それぞれ楽しみながら『音楽家族』として地域全体で子ども達の成長にかかわっていけることは素晴らしいことだと思っている。」
顧問の東山さん「地域に豊かな文化が創られていくことになる、と実行委員会の活動に期待している。」とそれぞれお話がありました。
9月18日のミュージカルで主演を務める白幡さんは、鶴岡市三瀬出身で劇団文化座に所属しています。「皆さんにお芝居を好きになってもらいたい。何かに一生懸命取り組むことは素晴らしいことだ、と感じてほしい。」というお話をいただきました。
公募の出演者の皆さんからそれぞれの意気込みやミュージカルに参加しての感想などをお伺いしました。
与一役の三浦さんは、最高齢ながらソロも歌うそうです。
実行委員会会員で蘇我馬子役の渋谷さん。
ミュージカルが大好きなので出来るかぎり挑戦したいとのこと。
最後に、「出羽三山が4月に日本遺産に認定されましたので、まさに時宜を得た取組みだと感じています。いろんな視点から地域活性化をしていく、そのことが山形の底力を上げていくことだと思います。皆さん、今後も前向きに楽しく取り組んでいただきたい。」と感想を述べました。
皆さんと記念撮影。どうもありがとうございました。
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