更新日:2017年9月7日
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【とき】平成28年11月22日(火曜日)11時~11時30分
【訪問先】(株)ヨロズエンジニアリング(三川町)
【出席者】(株)ヨロズ代表取締役社長 志藤健氏、(株)ヨロズエンジニアリング代表取締役社長 齋藤建治氏
三川町 阿部町長、宮野企画調整課長
知事、庄内総合支庁長ほか
(株)ヨロズエンジニアリングは、自動車のサスペンション部品などの金型・生産設備の設計製作を行っています。現在、既存工場の北側に7,260平方メートルを増設中で、平成29年4月に完成する予定です。地域に根差した企業として地元の学校と連携して人材育成に力を入れている企業の取組みや地元雇用の状況についてお話をお聞きしました。
(株)ヨロズエンジニアリング齋藤社長より、概要説明をしていただきました。
自動車のサスペッション部品などを手掛ける(株)ヨロズの子会社である(株)ヨロズエンジニアリングは、平成4年に生産設備の設計・製作会社として操業を開始。
平成10年に金型部門を増設し現在まで、金型から生産設計までの一貫した「ツーリングメーカー」として、世界へ向けて高品質のツーリングを供給しています。
高い技術力を供給するために、人材育成は欠かせません。
庄内地域の高校や高等専門学校、産業技術短期大学校と連携し、グローバルに活躍するエンジニアの育成にも力を入れており、工場見学やインターンシップのほか、共同研究や共同実施なども行っています。
(株)ヨロズエンジニアリングが力を入れている産学官金連携による技術者の育成は、山形県の技術力を支える大切な取組みですね。
こちらは、設計をしているところです。
工場を見学させていただきました。
(株)ヨロズエンジニアリング製のプレス金型。
需要増加に対応して既存工場の北側に増築中の工場建設現場を視察しました。現在166人の社員を、庄内中心に県内外から、毎年20人を目安に雇用し、平成35年までには300人を超える規模の体制を整えることにしているそうです。工場の延べ床面積は、1.8倍に広がるそうです。
高いものづくりの技術がここに育ち、継承されていくことが期待されます。
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