更新日:2023年5月22日
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県土の約7割を森林が占める山形県は山菜の宝庫。そんな山形県は、わらびの生産量日本一を誇ります。
県内では例年5~7月に天然わらびの最盛期を迎え、山菜名人たちは、それぞれ見知った山を巡って採取します。わらびには、鮮やかなグリーンの青わらびと、茶褐色の赤わらびがあり、山形県産のものはぬめりが強くて柔らかく、「上物わらび」として評判です。
天然わらびは自然が相手だけに大きさにもばらつきがあり、鮮度保持も難しいため、昔から個人ごとの「相対販売」に委ねられています。その一方で、県内各地では、わらびを観光資源として活用しようと「観光わらび園」が開園されます。日当たりを良くするため、良質なわらびが出る区域の木々を伐採し、草刈などの管理をしながら天然のまま成長させ、その地を有料で一般開放しています。シーズンになると、県内外から多くの観光客が訪れ、初夏の自然を満喫しています。
収穫したわらびを漬物にして楽しむのも独特の文化です。一本のわらびをあく抜きし、丸ごと醤油漬けにします。そのままいただくのはもちろん、小さくカットして山菜そばや混ぜご飯の具としても重宝します。
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