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更新日:2024年6月4日

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砂丘、日照、地下水、恵まれた環境で育つ「メロン」

夏を思わせる高級フルーツ「メロン」。山形県は生産量は全国第5位となっております。山形県のメロン栽培は、主に酒田市、鶴岡市、遊佐町など海沿いの庄内地域で盛んで、甘くて高品質なネットメロン「庄内砂丘メロン」が作られています。

庄内砂丘メロンの歴史は古く、大正7年から栽培が始まりました。産地が拡大したのは昭和42年頃で、当時の人気品種、プリンスメロンの生産が始まると、全国的にその品質が評価され、生産量が急増しました。品質が評価された裏には、古くから培われてきた生産者の技術とともに、庄内砂丘の気候・土質も大きく関わっています。

土の水分量が多いとメロンが吸収して糖度が下がってしまうため、水はけの良い砂丘地はメロン栽培に適していると言われています。庄内浜の近辺は、水はけの良い砂丘地、銘酒の源にもなる良質な地下水、日中の強い日差しと夜の涼しさ、とメロンを栽培するうえで好条件を備えているため、甘みが凝縮されたおいしいメロンができます。

庄内砂丘メロンは、6月中旬からハウス栽培もの、7月上旬からトンネル栽培ものが出荷され、8月上旬頃まで続きます。夏のはじまりから盛夏にかけて、庄内砂丘メロンをぜひ御賞味ください。

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