更新日:2022年2月28日
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県立東桜学館中学校・高等学校は、平成28年4月に県内初の併設型中高一貫教育校として開校し、平成29年度に文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、翌年7月にはユネスコスクール※1に加盟しました。ユネスコスクールはESD推進拠点として位置付けられており、グローカル※2な視点を持った取組みが実践されています。
未来創造プロジェクト(総合的な学習(探究)の時間)でのSDGs研修会や環境問題を含む国際理解講演会の実施により、探究活動やボランティア活動等における生徒の主体的な取組みへとつながっています。例えば、「食品ロス」をテーマとした探究活動や家庭クラブでの「東桜フードドライブプロジェクト」の実施、着なくなった子ども服を集め、世界中の服を必要としている人々へ届ける活動として株式会社ユニクロが行っている「届けよう!服のチカラプロジェクト」への参加などが挙げられます。このように、同校では、貧困やリサイクルの問題に対し、自分たちが出来ることを考え、行動し、企業や団体の取組みに参加するなど、パートナーシップで課題解決に取り組んでいます。
また、ESD活動支援センターから講師を招聘して職員研修を行うなど、指導方法の向上にも取り組んでおり、世界の課題を自らの問題として捉え行動することができる「持続可能な社会の創り手」が育まれています。
※1 ユネスコスクール:ユネスコが認定する平和や国際的な連携を実践する学校
※2 グローカル:地球規模の視野で考えつつ、必要に応じて地域視点で行動すること
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