更新日:2023年10月12日
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PM2.5とは、粒径が2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の非常に小さな粒子状の物質のことで、ボイラーや焼却炉、自動車などから直接排出されるものや、大気中に排出された硫黄酸化物や窒素酸化物などが太陽光(紫外線)と反応して生成されるもののほか、火山などの自然由来のもの、越境汚染によるものがあります。また、PM2.5はその大きさから肺の奥まで入りやすく、喘息などの呼吸器系疾患への影響、肺がんのリスク上昇や循環器系への影響が懸念されます。
本県では、大気汚染物質の測定を行う局舎を県内各地に設置し、24時間365日、絶えず大気の状況を監視しており、大気中に浮遊するPM2.5などを測定した結果をWEB上にリアルタイムで公開しています。
さて、本県のPM2.5の値は全国と比べてどうでしょうか。
現在、全国では、PM2.5の測定をおよそ800か所で行っています。これらの測定値をもとに、空気のきれいな都道府県をランキングしたところ、山形県は、最新の2021(令和3)年度のデータで全国1位となりました。これまでも、2016(平成28)年度から2019(令和元年)度は4年連続で1位、2020(令和2)年度は2位であり、「空気がきれいな山形県」として全国に誇れる本県の魅力と言えます。
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