更新日:2022年3月1日
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村山市では、昭和57年度から子どもたちが「自ら苗木を植え、育てる」という体験を通じて自然や森林の大切さを学び、郷土に対する愛着を育むとともに、体験の中で「生きる力」を育てることを目的に、市内の全中学校生徒による植林・育林活動「ふるさと教育の森」を実施しています。
この「ふるさと教育の森」の活動は、令和3年度に40年目を迎え、40年間の累計で、参加生徒数が37,331人、スギとブナの植栽面積・本数は約26ha、68,646本になりました。
活動にあたっては、森林管理署や地域の林業研究会、森林組合に協力・指導いただいているほか、森林インストラクターやキャンプ協会、村山産業高校の生徒など各方面の方々にも関わっていただくことで、子どもたちは森林への興味や理解を深めています。また、生徒は林業とは縁遠い家庭の子どもがほとんどですが、生徒の体験を通して森林や林業の必要性や大切さが、その保護者にも伝わっています。
これからも、地域の多様な専門家などの協力を得ながら、この活動を継続し、世代を超えて自然環境の大切さを伝えていきます。
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