更新日:2022年3月1日
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今年で開校10年目となる県立酒田光陵高校は、目指す学校像の中に「公益活動、自然環境の保護」に取り組むという目標を掲げ、地域に根差した様々な環境保全活動を行っています。
酒田市には強い季節風から農地を守るために先人たちが植林したクロマツ林が広がっていますが、同校の校舎を建設する際に、その貴重なクロマツ林を一部伐採した経緯があります。地域への恩返しの意味も込めて、同校では毎年クロマツ林内の枝やゴミ拾い、下刈りを地域の方々と協働で行っています。
工業科の生徒が授業で学んだことを活かし、屋外(駐輪場・グラウンド等)に太陽光などの再生可能エネルギーを利用した照明設備を製作・設置・管理を行っています。
工業科の生徒が授業で学んだことを活かし、同校の校舎内や近隣施設の照明をLED化する工事を行いました。この取組みにより、同校は、2020年度省エネ節電県民運動「山形方式高校生節電コンテスト」(県教育庁主催)で1位になりました。
2017年から地元企業の協力を得て、地域の電気の安全安心を守るボランティア活動を行っています(具体的には、高齢者宅を訪問し家電製品周りの清掃やコンセントの点検などを行います)。2021年度は飛島も対象に加え活動しました。飛島では、高齢化が進み、メンテナンスをする業者がいないため、電気火災防止も含め、電気設備の点検や修理、照明のLED化などを行いました。
生徒が市内の小学校を訪問し出前授業を行っています。電気電子科では、電気に関する授業を行っており、小学生が環境や再生可能エネルギーについて興味や理解を深める貴重な機会となっています。
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