更新日:2022年3月1日
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山形工業高校では、令和2年度に創立100周年を迎えたことを機に、「山工元気プロジェクト」と称した持続可能な開発目標の達成に向けた取組みを始めました。
「SDGsを実践し山形でマンゴーを実らせたい!」そんな夢のような話を現実にするため、6つの学科が力を結集し、自動化システムを備えたスマート植物工場でマンゴー栽培に挑戦しています。
マンゴー栽培でまず課題となったのは冬の暖房でした。これには、バイオマスエネルギーの利用にこだわり、自分たちで育てたものや近隣の保育園などで育ててもらったひまわりの種から精製したひまわり油と、近隣の飲食店などから回収した使用済み食用油から精製したバイオディーゼル燃料を利用しています。その他にも、IoTを活用した自動水やりシステムなど、様々な工夫を重ねながらカーボンニュートラルを目指し、マンゴー栽培に取り組んでいます。
この活動がきっかけとなって、将来、山形の特産品に「マンゴー」が加わる日がくるかもしれませんね。
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