更新日:2021年7月5日

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急性出血性結膜炎

1.急性出血性結膜炎とは

急性出血性結膜炎は、主としてエンテロウイルスによる感染症です。

潜伏期間は1~3日で、感染経路は飛沫感染、接触感染、経口(糞口)感染です。

ウイルス排出は、呼吸器から1~2週間、便からは数週間から1カ月程度排出されるため、注意が必要です。

時期的には、特別な季節性はみられません。

2.症状

結膜出血が特徴で、眼痛、結膜充血、めやにが主症状です。通常約1週間で治癒します。

合併症として、ごくまれに、罹患後6~12カ月後に四肢麻痺がおきることがあります。

3.対処方法

現在有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、対症療法が行われます。

接触感染予防のため、めやにや分泌物にふれないようにして、手洗いを励行し、洗面具やタオルの共用はしないようにしましょう。

4.全国の流行状況

過去10年間の流行状況はこちらをクリックしてください。

お問い合わせ

置賜総合支庁保健福祉環境部保健企画課 

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電話番号:0238-26-6026

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