更新日:2021年7月5日

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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群溶血性レンサ球菌による感染症です。
感染経路は、飛沫感染や接触感染です。
潜伏期間は2~5日で、冬季に小児(5~15歳)に多く流行し、大人も罹患することがあります。

2.症状

  • 咽頭炎、扁桃炎
    発熱、咽頭痛、咽頭の発赤(のどちんこを中心に点状の紅斑)があります。
  • 苺舌、発疹
    猩紅熱(しょうこうねつ)といわれ、苺(いちご)舌と特徴的な発疹が現れます。苺舌は舌の表面が苺の表面のようになります。
    発疹は顔や体幹から四肢にかけて小さな赤い発疹が多数出現し、かゆみを伴うこともあります。
  • その他
    倦怠感や頭痛、嘔吐の症状があり腹痛を伴うこともあります。
  • 合併症
    気管支炎、リウマチ熱、急性糸球体腎炎などがあります。

3.対処方法

家庭では患者も周囲の人もよく手を洗い、唾液がつく可能性もあるのでタオルなどは別にしましょう。

4.全国の流行状況

過去10年間の全国の流行状況はこちらをクリックしてください。

お問い合わせ

置賜総合支庁保健福祉環境部保健企画課感染症対策担当

住所:〒992-0012 米沢市金池七丁目1番50号

電話番号:0238-22-3002

ファックス番号:0238-22-3003