更新日:2021年7月6日

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感染性胃腸炎

1.感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎は、ロタウイルス、ノロウイルス、腸管アデノウイルスなどによる感染症です。感染経路は、経口感染や
接触感染、糞口感染です。潜伏期間は1~3日程度で冬季(腸管アデノウイルスは通年)に多く発生しています。
人から人へ移りやすいので集団感染になりやすく、ノロウイルスは、水や貝を原因とする集団食中毒を発症することも
あります。患者の嘔吐物や便について、適切な処理をしないと感染が拡大します。

2.症状

  • ロタウイルス、ノロウイルス
    主症状は嘔吐、下痢、発熱、脱水症状があり、乳児はけいれんを起こすことがあります。
    便は水様性の下痢で5~6日程度続きます。また、ノロウイルスの場合は、主症状のほか腹痛を伴うことがあります。
  • 腸管アデノウイルス
    嘔吐を伴い、白色から黄白色水様便の下痢症状が特徴で、症状は9~12日程度続きます。
  • その他
    乳幼児や高齢者は脱水に注意する必要があります。

3.対処方法

家庭では患者も周囲の人もよく手を洗いましょう。
患者の嘔吐物や便については、手袋、マスク及び眼鏡あるいはゴーグルを着用し、感染性廃棄物として、密封状態で
運搬・処理する必要があります。

4.全国の流行状況

過去10年間の全国の流行状況はこちら(外部サイトへリンク)をクリックしてください。

お問い合わせ

置賜総合支庁保健福祉環境部保健企画課感染症対策担当

住所:〒992-0012 米沢市金池七丁目1番50号

電話番号:0238-22-3002

ファックス番号:0238-22-3003