更新日:2024年9月25日
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石綿(アスベスト)は人が吸い込むことで、中皮腫などの健康被害を引き起こす可能性があるため、その取扱いには注意を要するところです。
地震などの災害により建築物等が倒壊・損壊し、石綿を含有する建材(吹付け石綿など)が露出している場合、石綿が飛散する可能性があります。
そのため、次のことに御留意くださいますようお願いします。
<留意点1>建築物等の解体や、損壊等した建築物等の付近で災害応急・復旧作業等を行う際には、防じんマスク(使い捨て式防じんマスク:DS2以上)を着用し、粉じんを吸い込まないように注意してください。
<留意点2>建築物等の所有者・管理者は、石綿の飛散・ばく露防止のための応急措置を講じてください。
石綿(アスベスト)は、天然の繊維状鉱物であり、熱や摩擦等に強い特性があるため、昭和30年頃から建築材料等として広く使用されてきましたが、人が石綿を吸い込む(ばく露)と、15年~50年程度経過後に肺がんや中皮腫等の重篤な疾病を発症する可能性があるため、現在では石綿含有製品(含有率0.1wt%超)の製造等について全面禁止され、大気汚染防止法等により、石綿の飛散・ばく露防止対策が行われております。
詳しくは下記リンク先をご覧ください。
石綿の健康影響に関する情報(厚生労働省「アスベスト(石綿)に関するQ&A」)(外部サイトへリンク)
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