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更新日:2024年7月17日

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令和6年度知事のほのぼの訪問(第1回)(田麦の郷)

令和6年度知事のほのぼの訪問(第1回)の概要(令和6年5月14日開催)

開催日時等

【とき】令和6年5月14日(火曜日)13時30分から14時15分
【ところ】田麦俣 民宿 かやぶき屋(鶴岡市)
【訪問先】田麦の郷(さと)
【出席者】代表 渋谷真子さん、渋谷満徳さん及びサトモリツーリズムネットワークのみなさん、知事、鶴岡市長、庄内総合支庁長

訪問の概要

鶴岡市田麦俣の多層民家「民宿 かやぶき屋」を会場に、「田麦の郷(さと)」を訪問しました。
「田麦の郷」は、令和5年4月に、田麦俣地区の地域おこしと田麦俣の伝統と歴史、景観を未来へ繋ぐことを目的に設立され、子ども達や県外者に自然・歴史・文化に触れる体験を提供し、「六十里越街道」のトレッキング体験などの企画を行っています。
当日は、地域活性化に一緒に取り組んでいる「サトモリツーリズムネットワーク」の方を含めた5名にお集まりいただき、日頃の活動内容や、田麦俣地区の保存活動とこれからの活動方針をお聞きしながら、鶴岡市の皆川市長を交え和やかに懇談しました。懇談の後、「旧遠藤家住宅」(県指定文化財)を見学しました。

訪問の様子

1田麦の郷 2田麦の郷 

現在、田麦俣地区に残る多層民家は2軒、「民宿 かやぶき屋」と「旧遠藤家住宅(県指定文化財)」です。
 
最初に、知事が「皆さんは、自然や歴史・文化を守るための活動をされ、美しい風景を後世に残していこうとされているとお聞きしています。皆さんがこの地域で活動することは、地域を元気にしますし、皆さん自身も生き生きと心が豊かになると思います。「人と自然が生き生きと調和し、真の豊かさと幸せを実感できる山形」を作っていきたいという私の思いと共通しています。今日は、日頃の活動についてお聞きするのを大変楽しみにしてまいりました。」とあいさつしました。皆川鶴岡市長からは、「代表の渋谷真子さんには、鶴岡市の観光大使に任命させていただいていて、YouTuberとして発信力のある方です。市としても連携して田麦俣の魅力や食文化や歴史などを発信していきたい。」とごあいさつがありました。

3田麦の郷 4田麦の郷 5田麦の郷

次に、「田麦の郷」代表の渋谷真子さんとプロジェクトリーダーである兄の満徳さんから「田麦の郷プロジェクト」の説明をしていただきました。
「田麦俣は、歴史と伝統のある「湯殿山神社」、日本の滝百選に選ばれている「七ッ滝」、資料館になっている「旧遠藤家住宅」、庄内と内陸を結ぶ歴史と信仰の道「六十里越街道」など、景観が美しく歴史と文化が詰まった地域です。それらの、保存活用を行っており、空き家や空き地を利用してキャンプ場の整備や、かやぶき屋根の「萱」を和紙にすきこんだ「田麦和紙」でランプシェードを作るなど特産品つくりをおこなっています。これらを、子供達や県内外の若者に発信し、体験ツアーを企画し参加してもらい、そこで生れた資金を使って、地域の美化活動や防災活動につなげていくことを考えています。」とお話いただきました。
その後、地元産の桑のお茶をいただきながら懇談しました。 
懇談の後、「旧遠藤家住宅(県指定文化財)」を見学しました。

6田麦の郷

五月晴れの爽やかな風の中の「ほのぼの訪問」となりました。

(知事からひとこと)

皆さんが、地域の景観と伝統・文化と歴史を守っていきたいという熱意が伝わりました。古いものを残すと、どんどん魅力を感じるようになるそうです。
現代人は、孤独感もあると思いますが、昔の物を見ると、ずっと昔から連面と続く人と人との繋がりの中に自分はいるんだという感覚になり、繋がりを感じて心が温かくなるそうです。田麦俣に来て、改めてそのことを思い出しました。
皆さんの日頃の活動について丁寧に説明いただき、使命感を持って活動している様子を拝見することができ、大変有意義で貴重な時間を過ごさせていただきました。これからも元気で活躍してください。

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