更新日:2017年9月7日
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【とき】平成30年7月20日(金曜日)14時50分~15時35分
【ところ】米沢市上郷コミュニティセンター(米沢市)
【訪問先】上郷地区100歳体操
【出席者】上郷地区100歳体操 代表 三瓶日下さんほか会員の皆さん
知事、米沢市長、置賜総合支庁長ほか
「上郷地区100歳体操」は、平成28年4月から上郷コミュニティセンターを拠点に、いきいき百歳体操などを毎週行い介護予防に努めています。
米沢市で開発された「タンタンタッチ体操」という簡単な認知症予防運動を一緒に行った後、参加者の方々からこの会に参加しての感想などをうかがいました。
米沢中央インターチェンジ近くにある米沢市上郷コミュニティセンターに、上郷地区で「いきいき百歳体操」などで介護予防に取り組んでいる「上郷地区100歳体操」を訪ねました。
始めに知事から、「山形県は、健康長寿日本一を目指しております。皆さんが集まることで体も心も元気になります。皆さんが元気になれば、周りの人も元気になります。地域も元気になり、米沢市、山形県が元気になれるというその原点が皆様方の活動ですので、日頃どのような活動をしていらっしゃるかお聞きして、参考にさせていただきたいと思います。」とあいさつがありました。
「上郷地区100歳体操」代表の三瓶日下さんから、「毎日元気でいきいきと暮らせることを目標にワイワイガヤガヤと活動しています。今日は、知事と一緒に体操できるのを楽しみにしています。私たちのよい思い出になると思います。」と、とても元気なあいさつをいただきました。
代表の三瓶さんをはじめとする米沢市介護予防推進員に倣い、全員で「タンタンタッチ体操」をしました。「きよしのズンドコ節」に合せて、かけ声をかけたり、体をひねって手をたたいたり、皆さんはつらつとした動きです。途中から動きが早くなっても、息も切らさず、リズムにのって体操を続けていました。
最後に、推進員の皆さんが後ろを向くと、「健康長寿日本一」の文字が現れました。会場の笑顔と拍手で体操が終了しました。介護推進員の皆さん、御準備いただきありがとうございます。
続いて、お茶を飲みながら懇談をしました。
最初にお話しくださったのは、笑顔の素敵な網代さん。
「山形県も米沢市も元気で長生きすることに力をいれていただいていると感じます。家庭での介護では、いたたまないニュースが聞こえてきます。在宅というのもいいけれども、難しい人もいます。もらっている年金程度の負担で、入りたい人が入所できるように、施設を作っていっていただければ安心して暮らせます。」との御意見をいただきました。
次に、最高齢の伊藤さんが「毎週木曜日ここに通い、若い皆さんとお話するのが楽しみです。元気をいっぱいもらっております。知事に会えてお話しできたことは、一生忘れません。知事さんの御健康と御活躍をお祈りします。」と元気にお話してくださいました。
知事さんの御健康と御活躍をお祈りします。」と元気にお話してくださいました。
知事は、感謝の言葉とともに「皆さんも伊藤さんから元気をもらっていると思います。これからも皆さんと一緒に活動を続けて元気でお過ごしください。」と答えました。
活動当初から通っているという鈴木さんは、難病にかかり家事をするのも不便でしたが、この会に参加して「いきいき百歳体操」をするようになってから、足に力が入り自信をもって動けるようになり、旅行も楽しめるようになったそうです。そのことがあって、同じような病気の仲間15名ほどで「虹の会」という会を作り、みんなで体操を始めたそうです。病気になっても、早めに体操に取り組んで筋力を維持、向上させることで、希望を持っていろいろなことに挑戦できると言うことをみんなに伝えたい、と話してくださいました。
上郷コミュニセンターだよりを見て参加してくださった遠藤さんからは、少子高齢化で後継者がいないことが心配です。引き続き少子高齢化対策に取り組んでいただきたい、とお話をいただきました。
(知事からひとこと)
「上郷地区100歳体操」の皆様、本日はありがとうございます。
高齢者が増えていくなか、皆さんが安心して暮らしていけるよう、健康で長生きということが大切です。また、安心して入れる施設を増やしてほしいという声もありますので、政府、市と一緒になってできる限り望ましい形にしていけるようにと思っております。
鈴木さんからも難病の皆さんと一緒に体操を始められたとお聞きし、素晴らしい活動をしてくださっていると思いました。
皆さんと「タンタンタッチ体操」を体験させていただきました。あれだけの体操をなさるなんて、皆さん素晴らしいですね。ぜひこれからも続けて、自身はもちろん、周りも元気にしていただきたいと思います。
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