更新日:2024年10月29日
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庄内町家根合地区で、余目第一小学校4年生の「魚の学習会」を開催しました。田んぼに給水する調整池の水を落とし、最上川から入ってきた様々な魚を捕まえて、子どもたちが観察します。家根合地区の農家と最上川土地改良区や県庄内総合支庁が協力して、毎年実施している体験学習です。
今年は、コイ、ニゴイ、タモロコ、モツゴ、ゲンゴロウブナ、オイカワ、モクズガニなど16種類の魚を捕まえました。絶滅危惧Ⅱ類のスナゴカマツカ、カワヤツメ、スナヤツメ、マルタニシも見つかりました。
土地改良区の後藤直人さんが魚の先生役となり、子どもたちは、捕まえた魚はどこからやってくるのか、それぞれの魚にはどのような特徴があるのかを教えてもらい、夢中になって話を聞きながら魚を観察していました。
山形大学農学部の大学院生も参加して、魚の調査を行いました。今年、めだか米の田植えと稲刈りを体験し、「魚の学習会」が最後のカリキュラムです。来年、新しい4年生が家根合地区と一体となった農業体験学習を行います。
【取材 R6/10/17:庄内PJA北川】
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