更新日:2024年10月3日
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農業農村整備事業では、計画、実施にあたり環境との調和に配慮することが規定されています。
農地の大区画化を行う農地整備事業を計画している上野新田地区(鶴岡市羽黒町)では、事前の生きもの調査で絶滅危惧種のホトケドジョウ(写真)やヒガシシマドジョウの生息が確認されました。
これらの生きものに対する環境配慮対策として、生息環境を保全するため、水路に「よどみ(ワンド)」を設ける計画としました。
ワンドとは、単調で流速の速い水路に設置されるもので、魚類等の休息場所や避難場所を確保し、生息環境を保全するための施設です。
生きものの生息環境を保全し、事業による周辺環境への影響を小さくするため、今後は環境配慮計画の実施、実施後の影響観察を行っていきます。
【取材:庄内PJA 池田】
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