風しんにご注意ください
現在、関東地方を中心に風しんが流行しており、平成30年9月27日には村山地域でも感染が確認されました。
妊娠20週頃までの妊婦が風しんに感染すると、赤ちゃんに白内障、難聴、心疾患などの障がいが生じる可能性があり、妊娠中の方やその周囲にいる方は、特に注意が必要です。
風しんとは?
- 風しんウイルスの感染によっておこる感染症です。
- 感染経路は飛まつ感染(唾液のしぶきなど)、接触感染です。
- 潜伏期間は14~21日間(通常16~18日間)です。
- 主な症状は、発疹、発熱、リンパ節の腫れなどです。
- 発疹出現の前後1週間は、他の人に感染させる可能性があります。
- 妊娠20週までの妊婦が風しんに感染すると、赤ちゃんに難聴や白内障、心疾患などの障がいが出現する可能性があります(先天性風疹症候群)。
風しんの予防のために
- 風しんを予防するためには、予防接種が有効です。定期予防接種対象者の保護者の方は、期限内の接種をお願いします(自己負担はありません)。
【定期接種対象者】
- 第1期:1歳以上2歳未満
- 第2期:小学校就学前の1年間
- 風しんの罹患歴やワクチン接種歴がなく、抗体価が十分であると確認されていない方は、ぜひ予防接種をご検討ください。下記の方は特にご検討ください。
- 妊婦の周りにいる方々(夫、子どもや同居家族)
- 妊娠を予定、希望する女性
- 30~50歳代の男性(抗体価が低い方が2割程度存在しているとされています)
- ※風しんの抗体価検査、予防接種に係る費用の助成を市町村で行っています。お住まいの市町村の予防接種担当課にお問い合わせください。
- ※妊娠中の女性は予防接種を受けることができません。また、接種後2か月間は妊娠を避ける必要があります。
医療機関の受診の際には
発熱や発疹、リンパ節の腫れなど、風しんが疑われる症状があった場合は、事前に医療機関にそのことを電話連絡した上で、マスクを着用し、受診してください。
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