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更新日:2023年5月18日
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外来生物とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを指します。
外国から日本に持ち込まれた生物だけでなく、日本国内において本来の生息地以外に持ち込まれた生物(国内移入種)も含まれ、外国から持ち込まれたアメリカザリガニやブラックバスなどのほか、北海道原産のフクドジョウや琵琶湖原産のゲンゴロウブナなど、もともと山形県にいなかった生物も外来生物です。
外来生物のなかには、もともとその地域に生息していた生き物(在来生物)を食べたり、生息地を奪ったり、交雑して遺伝子を撹乱するなど、生態系に大きな影響を与えるものがいます。
また、咬みついたり、毒を持っていたり、人の生命・身体に影響を与えるものや、農作物を食べたり荒らしたりするものもいます。
<県内確認例>
アメリカザリガニ、ブラックバス(オオクチバス・コクチバス)、ブルーギル、ウシガエルなど
【オオクチバス】
【ブルーギル】
【ウシガエル】
<県内確認例>
オオキンケイギク、オオハンゴンソウ、アレチウリ、セイヨウタンポポなど
【オオキンケイギク】
【アレチウリ】
オオキンケイギクの詳細については、九州地方環境事務所HP(外部サイトへリンク)をご覧ください。
<県内確認例>
モツゴ(国内移入種)
シナイモツゴ(県絶滅危惧種)は、近縁種のモツゴ侵入により交雑が進み減少しています。
【モツゴ】
<参考例>カミツキガメ、セアカゴケグモ、ツマアカスズメバチなど
※セアカゴケグモは、平成28年11月1日に山形市内で初めて確認されていますので、注意してください。
カミツキガメ、ツマアカスズメバチは、県内での定着は確認されておりません。(平成28年11月現在)
【カミツキガメ】
【セアカゴケグモ】
【ツマアカスズメバチ】
<県内確認例>
アライグマ、ハクビシンなど
【アライグマ】
掲載写真の出典:環境省HP(外来種写真集)
<外来生物による被害を防ぐために、次のことを徹底しましょう。>
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