更新日:2023年5月24日

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特定外来生物「ヒアリ」

平成29年5月26日、兵庫県尼崎市において国内で初めてヒアリが確認されました。

山形県内では現時点で発見されていませんが、万が一、ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた場合は、絶対に素手で触らないようにしてください。

生態

〇ヒアリは、赤茶色の南米(中南部)産の小型のアリで、お尻には毒針があります。

〇体長は、2.5~6ミリメートルと大きさにバラつきがあります。

〇日当たりの良い開放的な場所を好んで巣を作ります。

〇土で大きなドーム状のアリ塚を作ります。(直径25~60センチメートル、高さ15~50センチメートル)

 在来種のアリは、アリ塚を作りません。

注意点

〇ヒアリを刺激すると刺される場合があるため、生息の可能性がある場所(緑地帯の土や芝生の土等)には容易に手を入れないでください。

〇ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた場合は、近寄らず、速やかに行政機関に連絡してください。

連絡先

〇環境省「ヒアリ相談ダイヤル」電話 0570ー046ー110(ダイヤルイン)

 【受付時間】

 土日祝日を含む毎日(ただし、12月29日から1月3日を除く)

 午前9時から午後5時まで

 一部機種では利用できないため、その場合は「06ー7634ー7300」にご連絡ください。

〇山形県環境エネルギー部みどり自然課 電話 023ー630ー3042

〇各市町村役場

刺された時の症状

全ての人にあらわれる症状

〇焼けるような痛み、かゆみ、膿(うみ)

ヒアリ類の毒にアレルギー体質を持っている人に起こる症状

〇じんましん、呼吸困難、血圧低下、意識障害など

 毒への反応は、人によって大きくことなります。

刺された場合の対処方法

〇体調に変化がなくても、20~30分程度は刺された部位を冷たいタオルなどで冷やしながら安静にし、様子をみてください。

〇異変を感じた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

〇刺されて20~30分以内に、息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまい、腹痛を起こすことがあり、進行すると血圧が急に低下して意識を失うこともあります。この場合、「アナフィラキシーショック」の可能性が高く、早急な処置が必要となります。「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらってください。

〇刺したアリの死骸を持参すると、診断に役立ちます。

関連する情報

〇環境省ホームページ「特定外来生物ヒアリに関する情報(外部サイトへリンク)

 

お問い合わせ

環境エネルギー部みどり自然課野生生物対策担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-3042

ファックス番号:023-625-7991