更新日:2024年3月26日

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齋藤茂吉文化賞受賞者61-70回

第61回(平成27年度)

天野英彦(あまの・ひでひこ)《山形市》

自ら声楽家として舞台に立つ傍ら、少年少女合唱、アマチュア音楽等の普及、発展に貢献。

役職

  • 山形音楽振興会会長
  • 山形県社会音楽連盟会長
  • 山形県少年少女合唱連盟会長
  • 山形市芸術文化協会専務理事

主な受賞歴

  • 平成12年 山形県芸術文化会議賞
  • 平成23年 山形市芸術文化協会特別賞

今泉侃惇 (いまいずみ・ただあつ)《長井市》

民謡の普及、創作活動を始め、後継者育成活動や県内各地での民謡発表会を通し、地域における芸術文化活動の振興発展に尽力。

役職

  • 山形県民謡振興会副会長
  • 日本コロムビア東北民謡会会長
  • 山形県民謡講師会会長

主な受賞歴

  • 昭和53年 山形県民謡振興会民謡功労賞
  • 平成9年 日本コロムビアゴールデンディスク賞
  • 平成17年 日本民謡協会紅功表彰

宇井啓(うい・ひらく)《寒河江市》

山岳信仰、河岸集落・水害史などの諸地域の歴史文化の解明に尽力。寒河江市史の編纂業務に尽力し、その成果を地域に還元する活動に尽力。

役職

  • 寒河江市史編纂委員長
  • 寒河江市文化財保護委員長
  • 寒河江市郷土館運営協議会会長
  • 寒河江市広報委員長
  • 西村山地域史研究会会長

主な受賞歴

  • 平成16年 寒河江市市制功労者表彰(文化財保護)
  • 平成22年 山形県教育功労者表彰(学術功労者)
  • 平成24年 文部科学大臣表彰(地域文化功労者)

菊田圓順 (きくた・えんじゅん)《山形市》

山形県華道文化協会発足後初代事務局長、会長職を歴任し、華道文化発展のため尽力。

役職

  • 正覚寺住職
  • 華道家元池坊山形支部顧問
  • 山形県華道文化協会相談役

主な受賞歴

  • 平成15年 山形県教育功労者賞

第62回(平成28年度)

菊地和博(きくち・かずひろ)《東根市》

庶民の手によって伝えられてきた民俗芸能をはじめとする地域伝承文化を幅広く認知させることに尽力。

役職

  • 東北文教大学短期大学部総合文化学科特任教授
  • 山形県文化財保護審議会副会長
  • 山形県民俗芸能保存団体懇話会会長
  • 米沢・南陽・東根・上山各市文化財保護審議会委員
  • 長井市・大江町文化的景観調査検討委員他

主な受賞歴

平成25年 第29回真壁仁野の文化賞

長沼宗清 (ながぬま・そうせい)《山形市》

多くの指導者を育成し、鈍翁茶会開催に尽力するなど茶道文化の推進に寄与。

役職

  • 表千家同門会山形県支部参与
  • 山形茶道宝紅会副会長
  • 山形県芸術文化協会常任理事等

主な受賞歴

  • 平成8年 山形市民文化賞
  • 平成10年 表千家山形県支部特別功労賞

平田羽山 (ひらた・うざん)《酒田市》

数々の公募展において輝かしい業績をあげているほか、春秋書道全国展の主催、書道誌の発行など書道文化の普及・振興に寄与。

役職

  • 山形県書道連盟副会長
  • 酒田市書道連盟会長
  • 酒田書道教育センター会長等

主な受賞歴

  • 昭和50年 日展入選(以後21回入選)
  • 平成8年 天真全国書道展内閣総理大臣賞
  • 平成11年 山形県書道功労賞
  • 平成17、20年 日本書芸院展史邑賞

新庄演劇研究会(しんじょうえんげきけんきゅうかい)《新庄市》

創立以来48回の自主公演を行い地域の文化芸術活動を牽引するとともに人材育成にも貢献。

主な受賞歴

  • 昭和61年 県民芸術祭大賞
  • 平成27年 県民芸術祭大賞

第63回(平成29年度)

柿﨑泰裕(かきざき・やすひろ)《鶴岡市》

合唱指導による学校教育と社会教育に尽力するとともに、地域の学校の校歌の作曲や優れた音楽家の育成など地域の音楽文化の振興に貢献。

役職

  • 鶴岡市合唱連盟理事長
  • 山形県合唱連盟副理事長
  • 田川地区吹奏楽連盟会長
  • 公益社団法人山形交響楽協会理事
  • 鶴岡市芸術文化協会理事他

主な受賞歴

  • 平成25年 山形県教育功労者表彰

牧野房 (まきの・ふさ)《南陽市》

多くの歌集や随筆集を出版し歌壇で活躍するほか、小中学校の短歌教室の講師を務めるなど後進の育成にも尽力。

役職

宮内アララギ会代表

主な受賞歴

  • 平成12、25年 山形県歌人クラブ賞
  • 平成18年 山形県芸術文化会議賞
  • 平成20年 全国同人誌ノンフィクション評論部門準優秀作賞
  • 平成26年 齋藤茂吉記念歌集40年連続出詠感謝状
  • 平成29年 南陽市教育委員会表彰
  • 平成29年 第19回島木赤彦文学賞

矢作春樹(やはぎ・はるき)《河北町》

地域の民俗風習の調査や貴重な文化財の保護に尽力するとともに、方言に関する講座や講演会、ボランティアガイドなど幅広く活動。

役職

  • 河北町中心街活性化促進協議会会長
  • 安部権内家を保存する会会長

主な受賞歴

  • 平成14年 河北町功労者表彰

第64回(平成30年度)

阿部月山子(あべ・がっさんし)《鶴岡市》

自ら優れた俳句を数多く発表、県内外から高い評価を受けるとともに、新聞俳壇の選者や小中学生の句作指導にも尽力、本県俳壇の指導的役割を果たしている。

役職

  • 藤島俳句会会長
  • 俳誌「月山」主宰
  • 山形県俳人協会顧問
  • 藤島芸術文化協会会長
  • 公益社団法人俳人協会評議員

主な受賞歴

  • 昭和51年 第7回サンケイ全国俳句大会文部科学大臣賞
  • 平成18年 高山樗牛賞

五十嵐菊子(いがらし・きくこ《山形市》

13歳で芸の道に入って以来現在まで現役の芸妓として山形の花柳界を支えるとともに、多くの市民に小唄を中心とした芸事を指導。伝統文化の伝播、継承に貢献。

主な受賞歴

  • 平成2年山形市民文化賞

大久保義彦(おおくぼ・よしひこ)《山形市》

映像制作に長く携わり本県映像文化の基礎を築いた経験を活かし、山形国際ドキュメンタリー映画祭理事長として同映画祭が世界的な評価を得るまでに育て上げるとともに、山形市のユネスコ創造都市ネットワーク加盟認定に尽力。また、本県の芸術文化団体の要職を長く務め、本県文化の総合的な発展に貢献。

役職

  • 山形県芸術文化協会副会長
  • 山形市芸術文化協会会長
  • 山形県民藝協会会長
  • 認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭理事長他

主な受賞歴

  • 平成16年 山形市功労表彰
  • 平成30年 山形県芸術文化協会賞特別賞

真木廣造(まき・ひろぞう)《河北町》

日本産鳥類全種の完全撮影をテーマに日本・世界各地で撮影活動に励み、動物写真家としての実績は国内屈指。撮影した写真は写真集のほか、図鑑などの出版物に使用され、解説・監修に携わる等、学術面での功績も大きい。

役職

  • 日本野鳥の会山形県支部顧問

主な受賞歴

  • 平成2年 第5回真壁仁・野の文化賞

第65回(令和元年度)

伊藤清郎(いとう・きよお)《山形市》

日本中世の寺社、山岳信仰、中世城郭、最上義光など地域史の研究者。文化財の保存活用や地域史の解明に大きく貢献し、多数の著書を出版。県や市町村の審議会等委員を務めるとともに自治体史の編さんに携わり、県内の研究、学術団体の指導的立場で本県学術文化の振興に寄与

役職

  • 山形大学名誉教授
  • 山形県文化財保護審議会会長
  • 山形県「未来に伝える山形の宝」登録審査委員会委員長
  • 山形市環境審議会委員長
  • 寒河江市慈恩寺調査検討委員会委員長
  • 米沢市舘山城跡保存整備検討委員会委員長
  • 大江町史跡左沢楯山城跡保存整備検討委員会委員長他

太田威(おおた・たけし)《鶴岡市》

自然観察・調査研究等に取り組み、ブナ原生林等自然写真の写真家。代表作「ブナの森は緑のダム」は日本科学読物賞を受賞するほか、山形県環境アドバイザーとして教育普及活動に多年にわたり貢献するなど、自然環境保全の大切さについて啓発、発信し続けている。

役職

  • 出羽三山の自然を守る会常任理事
  • 山形県環境アドバイザー

主な受賞歴

  • 平成元年 第9回日本科学読物賞
  • 平成17年 第23回NHK東北ふるさと賞

樋口勝也(ひぐち・かつや)《金山町》

彫刻家として、三軌展や山形県総合美術展覧会などで多数受賞。地域学習の教材的役割を果たしている金山町郷土カルタの作成に尽力し、最上地区の多くの教育機関に彫刻作品を寄贈するほか、廃校を利活用して「道草ぶんこう」を設立し、彫刻アトリエ兼地域の文化活動の拠点として伝統文化の伝承等に寄与

役職

  • 道草ぶんこう運営委員

主な受賞歴

  • 昭和39年以降 県美展山形新聞社賞(2回)、奨励賞(4回)
  • 平成13年 三軌展文部科学大臣賞、文部科学大臣功労賞(学校教育部門)
  • 平成23年 三軌展互井賞

 

第66回(令和2年度)

植松芳平(うえまつ・ほうへい)《鶴岡市》

生涯学習施設「里仁館」の創設に関わり、地域に根付いて全庄内の文化芸術の質的向上に資する基盤づくりに尽力。・金峯山の歴史的文化的探究や、俵雪等の科学的文化的な研究など、文化財全般に目を行き届かせながら、深蔵されてきた文化財の発掘等に取り組んでいる。

役職

  • 鶴岡市文化財保護審議会会長

主な受賞歴

  • 平成9年 山形県教育功労者表彰(高等学校教育)

 

遠藤きよ子(えんどう・きよこ)≪米沢市≫

「原方刺し子」の伝承者として日本全国・海外においても普及・発展に尽力。40年以上に亘り、原方刺し子の美的な造形性を応用し、現代美術に発展させ作品を創造している。NHK「おしゃれ工房」への出演や、各地で個展やワークショップを開き、他の刺し子ではあまり見られない技法に関心が高まり、独自の装飾性が称賛されている。

役職

  • 刺し子工房「創匠庵」代表

主な受賞歴

  • 平成15年 第29回現代工芸東北展入賞
  • 平成19年 山形県福祉美術展県知事賞
  • 平成20年・平成21年 河北工芸展知事賞
  • 令和元年 ポーラ伝統文化振興財団「伝統文化ポーラ賞-地域賞(北海道・東北ブロック)」

 

志賀秀一(しが・ひでかず)≪山形市≫

長く本県茶道界の中心として、茶道の普及・発展に尽力し、べにばな国体や国民文化祭では茶道部門の中心として活躍。霞城観桜会や鈍翁茶会などでも中心的役割を果たしてきた。令和2年、山形市の文化発信事業で制作した映像作品に監修として参加し、案内役として出演もしている。

役職

  • 山形茶道宝紅会専務理事兼事務局長
  • 山形県芸術文化協会常任理事
  • 山形市芸術文化協会常任理事
  • 鈍翁茶会実行委員会副実行委員長兼事務局長

主な受賞歴

  • 平成19年 山形市民文化賞
  • 令和元年 山形市功労者表彰(教育文化)

 

鮭川歌舞伎保存会(さけがわかぶきほぞんかい)≪鮭川村≫

250余年の歴史がある鮭川歌舞伎を伝承・継承する団体。一度途絶えた歌舞伎を復活するため昭和46年に結成され、定期公演には400人ほどの観客を動員するなど、県内外から多くの観光客を集め地域振興に貢献。若い世代が中心となり次世代への継承活動も積極的に行っている。鮭川歌舞伎は平成18年に山形県指定無形民俗文化財に指定。

第67回(令和3年度)

伊藤瓢堂(いとう・ひょうどう)《尾花沢市》

江戸時代に途絶えた上の畑焼を約200年ぶりに復興させ、上の畑焼陶芸センターを開設して尾花沢市の名産品に成長させた。以降、国内のみならずニューヨークやパリ等、海外にも進出し、上の畑焼の普及に尽力している。東京2020大会記念品プロジェクトやIWC等へのの作品提供など国際交流にも貢献。各地の保育園や小中学校において陶芸と茶道教室を開催し、地域への文化の振興にも尽力している。

役職

  • 上の畑焼陶芸センター代表
  • 尾花沢市芸術文化協会会長
  • 水戸大使

主な受賞歴

  • 昭和54年 三重県美術展覧会・四日市市美術展入賞
  • 昭和55年 (一社)日本画府展工芸部門「新人賞」
  • 昭和60年 (一社)日本新工芸家連盟東北会展特選
  • 平成6年 尾花沢市政施行35周年記念市長表彰
  • 第1回 山形県陶芸展「陶芸大賞」
  • 平成7年 欧州フランス芸術協会「名誉学位」免状(フランスパリ展の会場で授与)
  • 平成12年 山形県卓越技能者県知事表彰
  • 平成28年 第24回テーブルウェア大賞コーディネート部門佳作(おばなざわ匠の会)
  • 令和元年 水戸市市政施行130周年水戸市表彰(功労賞)

 

大谷駿雄(おおたに・はやお)《山形市》

天童高校在職中に演劇部顧問として脚本の創作、演出を行い全国大会で全国最優秀賞を受賞するなどレベルの高さを全国に知らしめた。教員を退職後、朗読集団「さんの会」を立ち上げ、文芸作品の朗読と音楽をコラボレーションさせた表現手法で企画・構成・演出を行うなど、新たなジャンルの演劇に挑戦するとともに、朗読劇の楽しみを県民に広めた。また、山形県芸術文化協会の役員として、平成13年から事務局次長、平成17年から常務理事、平成21年からは会長を務め、本県芸術文化の振興に大きく貢献した。

役職

  • 山形県芸術文化協会名誉会長(前会長)

主な受賞歴

  • 平成11年 文部大臣表彰(教育振興功労)
  • 平成23年 瑞宝小綬章(教育功労)

 

土門尚三(どもん・しょうぞう)《遊佐町》

植物分類学に取り組み、毎年研究論文を発表するとともに、山形県初の植物を数多く発見して報告し、県内のフロラ(植物相)を明らかにした。長年、環境省の希少野生植物保存推進員として山野を跋渉ばっしょうして野外調査にあたり、山形県版「レッド・データブック」や「新山形県野生植物目録」の編集にも大きく貢献。町の広報誌等に植物コラムを連載し、多くの人に植物の知識と魅力を伝え、その普及に大きく貢献している。

役職

  • フロラ山形会長
  • 遊佐町文化財保護審議会会長
  • 酒田市理科センター専門指導員
  • 公益財団法人本間美術館評議員等

主な受賞歴

  • 昭和47年 読売・日本学生科学賞
  • 平成16年 遊佐町合併50周年記念表彰等

 

小松豊年獅子踊会(こまつほうねんししおどりかい)《川西町》

県指定無形民俗文化財に指定されている「小松豊年獅子踊」を伝承。笛と唄の調べに乗せた完成度の高い踊りとなっている。地元での奉納公演のほか、後継者育成のため地元中学校に「郷土芸能クラブ」をつくり、獅子踊りの伝承活動を続け、着実な後継者育成を図っている。本県で開催された国民文化祭など、全国規模の大会等での公演実績も豊富で、本県の豊かな伝統文化及び民俗芸能の周知に寄与。

主な受賞歴

  • 平成14年 山形県観光事業功労者

 

公益財団法人山形美術館(こうえきざいだんほうじん・やまがたびじゅつかん)《山形市》

幅広い県民の美術館の理念のもと1964年に開館。以来、日本及び東洋美術、フランス美術を柱に収蔵品と企画展を充実させ、山形県の美術文化振興と県民の生涯学習の一翼を担う。県美展、県書道展、県写真展の三大県展を主催するなど、本県の文化芸術の振興に大きく貢献。

 

第68回(令和4年度)

梅津幸保(うめつ・ゆきやす)《米沢市》

置賜地方に特徴的な石碑である「草木塔」について、初めて悉皆調査をまとめ、草木塔研究に尽力。万世大路の調査を進め、選奨土木遺産の認定や「未来に伝える山形の宝」に登録に貢献した。

役職

  • 米沢市万世コミュニティーセンター館長
  • 置賜民俗学会顧問
  • 歴史の道土木遺産万世大路保存会会長
  • 万世梓山獅子踊り保存会顧問
  • 米澤前田慶次の会会長
  • おいたま草木塔の会顧問
  • 米沢藩古式砲術保存会顧問 等

鈴木千岳(すずき・ちたけ)《天童市》

20歳で日展入選して以来、書道家として平成10年の日展特選のほか40回の入選、毎日書道展「毎日賞」、読売書法展「読売新聞社賞」などを受賞。県書道連盟会長など県内書道界の要職を歴任するほか、天童市芸術文化協会副会長として芸術文化の振興に貢献した。

役職

  • 山形県総合書道展運営委員長
  • 山形県書道連盟顧問
  • 天童市書道連盟会長
  • 天童市芸術文化協会副会長
  • (公財)山形美術館理事

主な受賞歴

  • 昭和44年 毎日書道展「毎日賞」
  • 昭和60年 読売書法展「読売新聞社賞」
  • 平成10年 日展特選     等

吉田ユカリ(よしだ・ゆかり)《山辺町》

音楽教師として山辺中学校音楽部を指導し、NHK学校音楽コンクールなど多くの大会で優秀な成績を残す。やまのべ女声合唱団の指揮者として全日本おかあさんコーラス全国大会東北代表として優秀賞を2回受賞するほか平成7年には「ロマンティックコンサート」を立ち上げ、地域音楽文化の発展に寄与した。

役職

  • やまのべ女声合唱団指揮者
  • 山形県芸術文化協会理事

主な受賞歴

  • 平成13、26年 山形県社会音楽祭最優秀賞
  • 平成28年 山形県教育功労者表彰

第69回(令和5年度)

大瀧保(おおたき・たもつ)《山形市》

山形県歌人クラブ会長や斎藤茂吉記念館評議員に就任。歌誌「山麓」編集長や山形新聞歌壇選者を務めたほか、各短歌会の講師や山形市内などで平成19年からこの間「短歌教室」を開講するなど、県内の短歌の普及に尽力した。

役職

  • 山形県歌人クラブ名誉会長
  • 斎藤茂吉記念館評議員
  • 山形市芸術文化協会委員・編集委員

 

関矢順(せきや・じゅん)《酒田市》

ボーカルスタジオ混声合唱団「コーロプリモ」の合唱指導者・指揮者として、長きにわたり活動し、音楽発展と振興に貢献。地元の合唱団を母体に酒田フィルハーモニー管弦楽団との共演による本格的なオペラ上演を実現させたほか、海外各地での公演の開催などを通して、音楽による国際交流を推進した。また、酒田市の記念行事コンサート等で酒田市内の他の合唱団との大合唱団を形成、牽引し、歌う喜びの輪の拡大や様々な方々との人的交流をもたらす等「楽都酒田」の実現に向けて尽力した。

役職

  • ボーカルスタジオ混声合唱団「コーロプリモ」会長(指導者・指揮者)
  • ボーカルスタジオ女声合唱団「コールカラスロワ」指揮者
  • 酒田市中央公民館事業「酒田マリーンジュニア合唱団」指導者
  • 酒田市音楽団体協議会会長
  • 酒田飽海地区合唱連盟会長 等

主な受賞歴

  • 平成14年 第47回酒田市芸術文化協会 功労者表彰
  • 平成29年 酒田市功労表彰(芸術文化功労)

山岸幸一(やまぎし・こういち)《米沢市》

植物本来の色が出る糸や染め、そして手織りでしか出せない風合い等を追求。冷染技法にて染め織りあげた織物「寒染」が代表的な作品で日本伝統工芸展などで数多く受賞した。また、白い紅花「保光(ほこう)」の葉から染液を作る保光イエローと呼ばれる紅花染やプラチナボーイ(蚕)による新たな素材を用いた制作にも挑戦し、令和4年度日本伝統工芸展で入選した。また、工房に研修生を招くなど後継者育成やYouTubeなど新しいメディアを用いた広報、普及活動を実践し、着物に縁遠かった層や若い層への伝統技術の普及を図っている。

役職

  • 草木染織家
  • 日本工芸会正会員

主な受賞歴

  • 平成12年 日本伝統工芸展奨励賞
  • 令和5年  第43回伝統文化ポーラ賞(地域賞)

 

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