更新日:2020年10月7日

ここから本文です。

齋藤茂吉文化賞受賞者51-60回

第51回(平成17年度)

阿部宗一郎(あべ・そうちいう)《朝日町》

芸術文化活動の普及振興を図るために、昭和40年6月、当時県内の市を除く町村としては最初の芸術文化協議会となる朝日町芸術文化協議会の設立に尽力、以来、昭和62年まで23年間にわたり会長として、地域文化の振興に貢献。

役職

  • 株式会社朝日相扶製作所代表取締役会長
  • ときわ木俳句会主宰
  • ひめさゆり俳句会主宰

主な受賞暦

  • 平成15年度 第3回山形県詩人会賞
  • 平成16年度 第20回真壁仁・野の文化賞

飛塚英寿(とびづか・ひでとし)《山形市》

旧制中学時代の昭和15年頃、学徒動員で出征する友人たちの姿を記録に残したいと感じたのがきっかけで写真を撮り始め、昭和20年代後半、山形に戦後のアマチュアグループの写真活動の始まりともいえる「シーガル会」を発足させた。

役職

  • 山形県芸術文化会議常任理事
  • 山形県写真連盟顧問
  • 二科会写真部会員(審査員)
  • 山形市芸術文化協会常任理事
  • 山形市写真連盟顧問
  • 花の会山形支部長

東山昭子(ひがしやま・あきこ)《鶴岡市》

県立高校国語科教諭として教鞭をとる傍ら、長年にわたり郷土文学研究に携わり、平成元年に「庄内の風土 人と文学」で第32回高山樗牛賞を受賞。その後、山形県の文学について寄稿、連載、講演等の活動を行う。

また、「第18回国民文化祭・やまがた2003」における「シンポジウム『文学と風土そして世界へ』」の専門部会長に就任するなどし、祭典を成功に導いた。

役職

  • 鶴岡総合研究所研究顧問
  • 東北公益文科大学非常勤講師
  • 日本九重流詩吟学会会長
  • 黄けい鶴岡短歌会代表
  • 鶴岡市ウィメンズフォーラム代表 等 第52回(平成18年度)

北陽社(ほくようしゃ)《新庄市》

明治41年の創立以来、芭蕉俳門の流れを汲む東北では唯一の伝統的な俳諧結社として、芭蕉時代の俳諧のそもそもの基である連句と俳句の両輪を基盤に活動を続けている。

発刊誌

  • 昭和2年 「北陽社20周年記念誌」
  • 昭和31年 「北陽社50周年記念誌」
  • 昭和51年 「北陽社連句集 第1集(70周年記念)」
  • 平成元年 「北陽社80周年記念誌」
  • 平成元年 「北陽社連句集 第2集(80周年記念)」
  • 平成9年 「北陽社連句集 第3集(90周年記念)」

主な受賞歴

昭和63年 県民芸術祭 努力賞

藤澤 孚 (ふじさわ・まこと)《山形市》

長年にわたり、主に郷土を題材とした作曲活動を続け、交響詩、合唱組曲、舞踊などの多岐にわたる芸術性豊かな作品は常に高い評価を得ており、本県の音楽文化振興に大きく貢献。

役職

  • 山形短期大学名誉教授
  • 山形県芸術文化会議会長
  • 山形県社会音楽連盟会長
  • 山形市芸術文化協会顧問

主な受賞歴

  • 平成6年 山形市文化振興基金賞
  • 平成12年 文部大臣表彰(短大教育)
  • 平成12年 山形県教育功労者表彰(芸術文化)
  • 平成12年 山形市芸術文化協会優秀賞
  • 平成16年 山形市功労者表彰

石栗正人 (いしぐり・まさんど)《米沢市》

植物学の研究を通し、長年にわたり郷土の自然愛護及び人間と自然との共生、環境保全等の実践活動と著作活動により地域文化の振興に貢献。

役職

  • 環境省希少野生動植物保存推進員
  • 山形県文化財保護協会植物専門委員
  • 米沢市文化財保護委員会委員
  • 米沢市芸術文化協会相談役
  • 米沢生物愛好会会長 等

主な受賞歴

  • 昭和59年 山形県理科教育研究会賞
  • 平成5年 米沢市文化功労者表彰
  • 平成11年 文部大臣表彰(社会教育功労)

第53回(平成19年度)

川崎利夫 (かわさき・としお)《天童市》

県内の古代歴史解明に功績を上げ、埋蔵文化財の発掘調査や県史等の執筆で歴史考古学の発展に貢献。

役職

  • 山形県うきたむ風土記の丘考古資料館名誉館長
  • 日本考古学協会埋蔵文化委員
  • 山形県文化財保護協会理事
  • 天童市文化財保護審議会会長
  • 米沢市、高畠町文化財保護審議会委員
  • 山形県歴史教育者協議会会長

主な受賞歴

  • 平成8年 山形県教育功労者表彰
  • 平成10年 山形県文化財保護協会賞

茂木宋洲 (もき・そうしゅう)《酒田市》

日本九重流詩吟学会の三代目宗家として、吟詠の普及に努めるとともに、吟詩舞道総連盟の発展に貢献。

役職

  • 日本九重流詩吟三代目宗家
  • (財)日本吟詩舞振興会相談役
  • 山形県吟詩舞道総連盟相談役

主な受賞歴

  • 昭和51年 第20回酒田市民芸術祭20周年記念表彰(市民部門)
  • 平成7年 庄内文化賞
  • 平成15年 財団法人日本吟詩舞振興会表彰

結城晋作 (ゆうき・しんさく)《山形市》

アララギ系歌誌「山麓」代表発行人、新聞歌壇や青少年向けの短歌コンクールの選者として県歌壇の振興に貢献。

役職

  • 山形県歌人クラブ名誉会長
  • 日本歌人クラブ東北ブロック参与
  • 齊藤茂吉記念全国大会運営委員

第54回(平成20年度)

新宮 登 (しんぐう・のぼる)《山形市》

本県におけるバレエの先駆者として自ら精力的に舞台上で活躍されるとともに、後進の指導育成と舞踊の振興に貢献。

役職

  • 山形県洋舞協会会長
  • 山形県芸術文化会議常任理事
  • (社)日本バレエ協会評議員

主な受賞歴

  • 平成5年 (社)日本バレエ協会舞踊文化功労賞
  • 平成9年 山形県教育功労者表彰(芸術・文化)
  • 平成15年 地域文化功労者文部科学大臣表彰

須藤儀門 (すどう・ぎもん)《遊佐町》

郷土史研究に精力的に取り組まれ、地域の現実に即した研究成果を広く発表するなど地域文化の向上に貢献。

主な受賞歴

  • 平成3年 林野庁長官感謝状
  • 平成3年 高山樗牛賞
  • 平成19年 瑞宝単光章

米沢吹奏楽愛好会 (よねざわすいそうがくあいこうかい)《米沢市》

昭和四十六年の創立以来、積極的な演奏活動を展開し、音楽文化の発展に精力的に取り組むとともに後進の指導育成に貢献。

主な受賞暦

  • 平成12年 全日本吹奏楽コンクール全国大会 金賞
  • 平成12年 米沢市功労賞
  • 平成15年 県民芸術祭大賞受賞

第55回(平成21年度)

小野 榮 (おの・さかえ)《米沢市》

郷土史研究家として活躍し、多数の著書を刊行するとともに、地域文化の保護や芸術文化活動の発展に貢献した。

役職

  • 米沢市芸術文化協会相談役
  • よねざわまめ本の会代表 ピエロの会会長

主な受賞歴

  • 平成17年 米沢市功労者表彰
  • 昭和63年 山形県観光事業功労者表彰
  • 平成58年 米沢文化懇話会文化功労賞

千歳 榮 (ちとせ・さかえ)《山形市》

山形の精神文化の分野において、調査・研究を精力的に行い、多数の著書を出版し、その後の調査研究活動の促進に寄与した。

役職

東北文化研究センター(東北芸術工科大学)運営委員長

主な受賞歴

  • 平成8年 映画「職人の謳(うた)」
    第34回日本産業映画・ビデオコンクール文部大臣賞((株)千歳建設)
  • 平成7年 山形県「伝承の匠」知事表彰((株)千歳建設)
    (重要文化財山形県旧県庁舎保存修理工事)

鶴岡市立加茂水族館 (つるおかしりつかもすいぞくかん)《鶴岡市》

県内唯一の水族館であり、クラゲの展示館として積極的な情報発信、水族館機能を生かした子供達への教育、地域文化と教育の振興に尽力した。

主な受賞歴

  • 平成15年 山新3P賞(平和賞)

第56回(平成22年度)

五十嵐康祐 (いがらし・こうすけ)《山形市》

能楽の研鑽、普及を図り古典芸能保存のため、山形県能楽協会の創立に尽力。

役職

山形県能楽協会会長

主な受賞歴

  • 平成20年 山形市民文化賞
  • 昭和49年 文部大臣賞(国立大学附属学校PTA連合会)
  • 昭和28年 文化庁長官賞(関西学生能楽連盟代表)

工藤道汪 (くどう・みちお)《山形市》

画家として精力的に活動するとともに、県美術連盟や県総合美術展覧会の運営に尽力。

役職

山形県美術連盟運営委員長

主な受賞歴

  • 平成22年 日展特選
  • 平成15年 一水会展 一水会賞(最高賞)
  • 平成12年 日展特選

星 寛治(ほし・かんじ)《高畠町》

有機農業に先進的に取り組む傍ら、農民の視点による詩の創作に注力。また、童話作家浜田広介記念館の建設に尽力。

役職

農民文学誌「地下水」同人

主な受賞歴

  • 平成18年 旭日双光章受賞
  • 平成10年 文部大臣表彰(地方教育行政功労者)
  • 平成7年 第10回真壁仁・野の文化賞
  • 昭和62年 NHKふるさと賞

鶴岡土曜会混声合唱団 (つるおかどようかいこんせいがっしょうだん)《鶴岡市》

昭和26年の創設以来、58回を数える定期演奏会開催等たゆまぬ努力を重ねるとともに、地元合唱団活動合唱団活動の先導的な役割を果たし、地域の音楽文化の向上に貢献。

主な受賞歴 

  • 平成11、13、18、20年 全日本合唱コンクール全国大会銀賞
  • 平成10年 庄内文化賞
  • 昭和60年、平成9、21年 県民芸術祭大賞

第57回(平成23年度)

飯森範親 (いいもり・のりちか)《山形市》

平成16年より山形交響楽団の常任指揮者に就任し、次々と新機軸を打ち出して、オーケストラ活動の発展と水準の向上に目覚しい成果を上げ、本県音楽文化の向上に貢献。

役職

  • 山形交響楽団音楽監督
  • 東京交響楽団正指揮者
  • いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者
  • ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団名誉指揮者
  • ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者
  • 上海師範大学客員教授

主な受賞歴

  • 平成22年 ビジネス・イノベーション・アワード2010大賞
  • 平成19年 山新3P賞平和賞
  • 平成18年 芸術選奨文部科学大臣新人賞
  • 平成18年 中島健蔵音楽賞
  • 平成17年 渡辺暁雄音楽基金音楽賞

齋藤克子 (さいとう・かつこ)《山形市》

古典舞踊と新内を融合させた「新内舞踊」の創案等、画期的な試みに取り組み、日本舞踊の普及と発展に貢献。

役職

  • 直派若柳流副理事長
  • (社)日本舞踊協会山形支部副支部長
  • 山形県花笠協議会舞踊指導員会副会長
  • 山形県芸術文化会議理事
  • 山形市芸術文化協会常任理事

主な受賞歴

  • 平成21年 山形市芸術文化協会特別賞
  • 平成20年 県民芸術祭準大賞
  • 平成17年 山形県教育功労者表彰(芸術・文化)
  • 平成11年 県民芸術祭準大賞(柳香会)
  • 平成2、5年 県民芸術祭優秀賞(柳香会)
  • 平成14年 山形市民文化賞
  • 平成9年 フランス・エピナル市名誉市民

髙瀨 靖 (たかせ・きよし)《酒田市》

詩作活動を続けて知的な抒情の世界、すがすがしい詩情のぬくもりを感じさせる詩をもって現代詩の普及に尽力。

役職

山形県詩人会会長

  • (財)本間美術館顧問
  • 日本詩人クラブ会員
  • 同人誌「北地」編集委員代表
  • 鵜渡川原人形伝承の会会長

主な受賞歴

平成22年 氏が会長を務める「鵜渡川原人形伝承の会」が山形ふるさと塾活動賞

髙橋光義 (たかはし・みつよし)《山形市》

自ら歌境を深め作歌に精進するとともに、齋藤茂吉研究等に取り組むなど、短歌文芸の発展・普及と後進の育成に尽力。

役職

  • 山形県歌人クラブ名誉会長
  • 山形県芸術文化会議常任理事
  • 山形市芸術文化協会常任理事
  • やましん歌壇選者

主な受賞歴

  • 平成18年 山形県教育功労者表彰
  • 平成10年 真壁仁・野の文化賞
  • 平成9年 山形県芸術文化会議賞
  • 昭和60年 山形県歌人クラブ賞

第58回(平成24年度)

石川精一(いしかわ・せいいち)《山形市》

「劇団北」の創設に尽力するなど、本県演劇活動の普及に貢献するとともに、民話の普及及び語り部の育成に尽力。

役職

  • 芸文やまがた語り隊代表
  • 山形県芸術文化会議常任理事
  • 山形市芸術文化協会常任理事

主な受賞歴

  • 平成13年 山形県教育功労者表彰
  • 平成6年 山形市功労表彰

冨澤 穠 (とみざわ・しげし)《山形市》

長年にわたり茶道にかかわり、本県茶道界を代表する組織の中核的存在として指導力を発揮。茶道の普及と発展に貢献。

役職

  • 山形茶道宝紅会副会長
  • 社団法人裏千家淡交会山形支部監事
  • 春和会(上山市春雨庵)副会長
  • 山形県芸術文化会議常任理事
  • 山形市芸術文化協会副会長

主な受賞歴

平成20年度 山形県教育功労者表彰

河北町紅花資料館 (かほくちょうべにばなしりょうかん)《河北町》

紅花を扱う全国初の資料館として最上紅花の生産から流通までの紹介や紅染衣装の展示など永年にわたり山形県の花「紅花」を全国に広め本県文化の向上に大きく貢献。

第59回(平成25年度)

高橋龍童(たかはし・りゅうどう)《山形市》

尺八古典本曲の伝承者として国内外で活躍するとともに、「龍童会」の主宰として後進の育成に努めるなど伝統音楽の継承発展に貢献。

役職

  • 山形県三曲協会会長
  • 山形三曲協会顧問
  • 普化宗尺八臥龍会導師
  • 琴古流尺八教授・龍童会会主

主な受賞歴

  • 平成24年 氏の主宰する「龍童会」が県民芸術祭大賞受賞
  • 平成19年 氏の主宰する「龍童会」が県民芸術祭優秀賞受賞
  • 平成元年 氏の主宰する「龍童会」が県民芸術祭大賞受賞
  • 昭和61年 山形県芸術文化会議賞

武田敏雄 (たけだ・としお)《東根市》

日展において特選を2回受賞するなど、画家として優れた業績を挙げるとともに、県内美術団体の要職を務めながら後進の育成に尽力。

役職

  • 日展委嘱
  • 県美展委嘱
  • 日展山形会副会長
  • 示現会山形支部長

主な受賞歴

  • 平成22年 山形県芸術文化会議賞、日展委嘱出品(~24年)
  • 平成19年 示現会展 文部科学大臣賞
  • 平成15年、20年 日展特選
  • 平成5年 上野の森美術館大賞展 佳作賞

公益財団法人本間美術館 (こうえきざいだんほうじん・ほんまびじゅつかん)《酒田市》

永年にわたり国指定の文化財をはじめ多くの優れた文化財の保存・公開・伝承する活動を行うとともに、平成24年度に国の名勝に指定された「鶴舞園」の保存公開に尽力し、本県文化の向上に大きく貢献。

主な受賞歴

  • 昭和58年 第1回地域文化功労賞
  • 昭和37年 第11回河北文化賞

第60回(平成26年度)

阿部京子(あべ・きょうこ)《遊佐町》

庄内地方の歌詩「黄雞」の三代目運営委員長として、多くの社員等の歌集の出版に大きな指導力を発揮。

役職

  • 黄雞社運営委員長
  • 山形県歌人クラブ参与
  • 遊佐町文化財保護審議委員
  • 荘内日報「新春句歌歳時記」選者
  • 山形新聞歌壇選者

主な受賞歴

  • 平成23年 山形県歌人クラブ賞
  • 平成14年 遊佐町芸術文化協会賞

蔦谷榮三(つたや・えいぞう)《上山市》

彫刻分野で創作活動を展開し各賞を受賞するとともに、美術を活用しながら自然保護や地域づくりに貢献。

役職

上山美術会会長

主な受賞歴

  • 平成25年 山形県芸術文化協会賞
  • 平成24年 第25回全国健康福祉祭宮城大会美術彫刻の部 厚生大臣賞
  • 平成19年 山形県総合美術展覧会彫刻部門 県展賞
  • 平成9年 第10回全国健康福祉祭山形大会美術彫刻の部 厚生大臣賞
  • 平成元年  山形県総合美術展覧会彫刻部門 県展賞
  • 昭和57年 山形県総合美術展覧会彫刻部門 県展賞

松本鶴子(まつもと・つるこ)《酒田市》

女性アマチュア写真家として長年に渡り県内の文化行事などを撮影し続け、本県の芸術文化活動の記録の保存に寄与

主な受賞歴

  • 平成18年 土門拳文化賞奨励賞(黒森歌舞伎の記録)
  • 平成17年 全日本読売写真クラブ展優秀賞
  • 平成13、17、22年 二科展写真部入選

齋藤茂吉文化賞のホームへもどる齋藤茂吉文化賞について齋藤茂吉略歴受賞者一覧
文化振興・文化財課トップに戻る

お問い合わせ

観光文化スポーツ部県民文化芸術振興課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-3342

ファックス番号:023-624-9908