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更新日:2024年6月11日

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山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画

米沢トンネルロゴ

 

 

山形新幹線米沢トンネル(仮称)PRロゴマーク

【コンセプト】

 米沢トンネル(仮称)が、山形と県外とを結ぶ新時代の懸け橋になることを虹で表現しています。

 

 

 

 

 

山形新幹線の現状と課題

 山形新幹線は、平成4年に東京〜山形間で開業し、平成11年の新庄延伸を経て、令和4年7月には開業30周年を迎えました。この間、県民生活やビジネス、観光などに欠かすことができない本県と首都圏を結ぶ重要な公共交通機関として、本県の発展に大きく貢献してきました。

 一方、運行の安定性の確保が大きな課題となっています。山形新幹線は、福島から新庄までの区間は在来線に乗り入れて走行するため、雨、雪などの自然条件や動物との衝突などによる運休や遅延が多く発生しており、このうち山岳区間を走る福島〜米沢間に起因するものが約4割を占めています。運休遅延

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画について

整備計画の概要

 こうした課題を大きく改善するため、JR東日本では、「山形新幹線米沢トンネル(仮称)」の整備を計画しており、県も協力して推進しています。この計画は、福島〜米沢間に約23kmのトンネルを整備するというもので、実現すれば、この区間の自然条件などの影響が大幅に軽減され、運休・遅延の少ない安定的な運行が可能になるとともに、10分強の時間短縮効果も見込まれています。

 計画当初の想定では、工期は着工から完成まで約15年を要し、総事業費は約1,500億円を見込んでいます。

米沢トンネルイメージ【米沢トンネル(仮称)整備イメージ】

米沢トンネル計画範囲図【米沢トンネル(仮称)計画範囲図※】

※電子地形図1/20万(国土地理院)

県の取り組み

 米沢トンネル(仮称)の整備を早期に実現するため、令和4年度に県とJR東日本との間で「山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画の推進に関する覚書」を締結し、現在は、具体的なルートを検討するための共同調査を行っています。 

 さらに、令和6年度からは、概算事業費として約1,500億円が見込まれる米沢トンネル(仮称)について、将来の整備費用の負担に備えて「山形県山形新幹線新トンネル整備基金」を創設し、積み立てていくこととしました。

 

ふるさと納税(使途明示型/企業版)のご案内

 県では、皆様からの寄付を募集しております。皆様からいただいた寄付は、米沢トンネル(仮称)の早期実現のために大切に活用させていただきます。

 「山形県の未来を拓く希望のトンネル」山形新幹線米沢トンネル(仮称)の早期実現に向けて、皆様からの温かいご支援を心よりお待ちしております。

 詳細は、以下のページをご覧ください。

 ・一般の方(使途明示型ふるさと納税)はこちら

 ・企業版ふるさと納税はこちら

 

 

 

お問い合わせ

みらい企画創造部総合交通政策課米沢トンネル(仮称)事業化・整備等推進室

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-3017

ファックス番号:023-630-3082