更新日:2024年12月2日
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安心して出産できる環境づくりを目指し、山形県の周産期医療体制の充実強化を進めていきます。
「周産期」とは、妊娠満22週から赤ちゃんが生後7日未満までの期間をいいます。この時期は、妊婦さんやお母さん、それに赤ちゃんにとっても、思いもよらない出来事が生じやすい時期でもあります。そんな事態に備えて、産科・小児科が協力し合い、総合的な医療を提供することで母子の健康を守るのが「周産期医療」です。
産科医の不足や現役医師の高齢化に伴い分娩取扱医療機関が減少する一方、出産年齢の高齢化などにより、リスクのある妊娠や低体重児の出生割合の増加など、適切な管理を必要とする出産が増えています。
このような状況の中、周産期医療に関わる関係機関相互の連携や高度な周産期医療体制の充実強化が重要となっています。
本県には分娩のできる医療機関が18あり、周産期母子医療センター、地域の基幹病院、かかりつけ医がそれぞれの役割を担うとともに、救急医療機関、消防機関と連携した総合的な周産期医療体制(体制図)(PDF:137KB)を構築しています。(※分娩医療機関数は令和6年4月現在)
名称 |
医療機関名 |
所在地 |
病床数 |
---|---|---|---|
総合周産期母子医療センター |
山形県立中央病院 |
山形市青柳1800 |
MFICU 6床 NICU 9床 |
地域周産期母子医療センター |
山形大学医学部附属病院 |
山形市飯田西2-2-2 |
NICU6床 |
済生会山形済生病院 |
山形市沖町79-1 |
NICU 8床 |
|
鶴岡市立荘内病院 |
鶴岡市泉町4-20 |
NICU 6床 |
|
病床数合計 |
MFICU 6床、 NICU29床 |
指定(認定)日 平成22年4月1日
県内の周産期医療機関で、迅速かつ円滑に患者情報を共有し、適切な医療の提供を行うことを目的として、母体搬送連絡票と新生児搬送連絡票を作成しました。
ダウンロードしてご活用ください。
こちら⇒母体搬送連絡票(PDF:86KB)/新生児搬送連絡票(PDF:87KB)
取扱いについては、母体・新生児搬送連絡票取扱要領(PDF:74KB)をご覧ください。
お住まいの市町村に妊娠届けを提出し、母子健康手帳をもらいましょう。
手帳とともに妊婦健康診査受診票を交付しています。
いつでも気軽に相談できるよう、かかりつけ医を持ちましょう。
定期的に健診を受診し、体調管理を行うことが、何よりお母さんや赤ちゃんに大切なことです。
突然の出血や腹痛などが起こったら、まず、かかりつけ医に連絡しましょう。
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