更新日:2020年9月26日

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平成30年度「知事と若者の地域創生ミーティング」

知事と若者の地域創生ミーティング

ミーティング時の知事の様子「知事と若者の地域創生ミーティング」は、人口減少が進行し、地域で暮らす若者も減少している中、若者の豊かな発想や行動力を地域づくりに生かしていくため、知事が市町村に赴き、市町村単位で、若者が力を発揮できる環境づくりや地域課題、定住促進、地域の元気創出策などについて、若者と車座になって対話を行い、明日の地域創生を考えることを目的に実施します。

第1回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin真室川町

知事と若者の地域創生ミーティングin真室川1 知事と若者の地域創生ミーティングin真室川2

第1回のミーティングを、真室川町で開催しました。吉村知事と新田町長が8名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成30年5月16日(水曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】真室川町中央公民館研修室
【主な意見等】

  1. 図書館は、お年寄りも子どもも集まる、ふれあいの場のような、コミュニテイスペースになりうると思う。居心地よく、いつでも誰かに会える場所としての機能を備えた図書館にしてはどうか。
  2. 黒毛和牛の、繁殖から肥育まで一貫して経営するのは難しい。いずれは、真室川出身の牛でさらに真室川の飼料を食べて育った牛でブランド化したい。
  3. 青年林業士として活動する中で、林業は工夫すればいろいろな分野に広がることがわかった。また平枝番楽保存会に参加している。林業も伝統芸能も、継承しながら真室川町が発展していけたらいい。
  4. JA合併のメリットをいかして、町の農産物の販売力向上に努めていきたい。
  5. 町が活性化していけばと思い、真室川踊りパレードへの参加や清掃などのボランテイア活動をしている。地域文化、行事の伝承に若い人が入りやすくなればもっと地域の活性化につながるのではないか。
  6. 子どもを産み育てるのは大変な労力であり、虐待につながる危険性も秘めている。「子ども預かりチケット」「家事代行チケット」などや、町外に行かなくても子どもが遊べる施設があればよい。
  7. 不妊治療は、精神的にも金銭的にもダメージを受ける。将来的には誰でも受けられる治療になるとよい。まずは自分ができることから行動しようと思いサポートし合えるコミュニテイづくりのため、お茶会を開くことにした。

第2回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin飯豊町

知事と若者の地域創生ミーティングin飯豊町1知事と若者の地域創生ミーティングin飯豊町2

第2回のミーティングを、飯豊町で開催しました。吉村知事と後藤町長が10名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成30年6月1日(金曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】飯豊町 HOTEL SLOW VILLAGE コワーキングスペース
【主な意見等】

  1. 読書は、学力向上や心の成長に有効である。学校司書がさまざまな取組みを行うことで、子どもたちの読書への関心が高まっている。飯豊町の子ども、山形の子どものために学校司書の立場から支援していきたい。
  2. 山形県は、山の資源と森の資源が豊かである。地元の子どもたちが、身近にある自然に目を向けて、体験してほしい。子どもの時に自然体験をしていれば、ふるさとの自然を思い出し、地元へ帰ってくるのではないか。そのきっかけ作りのお手伝いをしたい。
  3. 地元を離れ関東などで暮らしたことにより、外から客観的に見ることができ、改めて地域の良さを感じるようになった。その地域の魅力を地元の人にはもちろん、日本中、世界中に発信していきたい。
  4. 雪は利用の仕方で資源になるものである。雪は邪魔なものと思わずうまく活用していきたい。自分の職業としては、雪囲いの必要のない庭、緑を住宅や施設に増やしていきたい。
  5. 子どもたちが、自分の町や県の魅力を知って、出身地を誇りに思える人になってほしい。
  6. JA青年部活動で食育活動の一環として、東京に出向いて「稲作体験出前授業」を行っている。また、飯豊町のアンテナショップを高円寺に開店し、直接消費者の声を聞きながら販売している。
  7. 冬は牛肉の価格の下落があるため「いいで黒べこ冬の陣」を立ち上げた。飯豊町に限らず、山形県は畜産県なので牛を活用し集客につなげたい。それにより牛肉の価格が安定すれば、さらに雇用が生まれてくるのではないか。米沢牛を世界中に広めていきたい。
  8. アクセサリー作家としてブランドを立ち上げ、インターネットで販売している。飯豊町にいても、やりたいことはできる、場所は関係ないということを子どもたちに伝えたい。
  9. 産業種別を問わず総合産業である「観光」を利用し、飯豊町に雇用を創出したい。「観光」を媒体として地元にいながらある程度の経済的余裕が生まれるような、農業を中心とした全産業型で仕事を増やしていきたい。
  10. 「地域の牧場」を目指し、地域交流が生まれる場所をつくっていきたい。飯豊町の財産である豊かな自然をいかして、誰もがゆったり自分らしく生きられる、安心して子育てができる町になってほしい。

第3回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin山辺町

知事と若者の地域創生ミーティングin山辺町1 知事と若者の地域創生ミーティングin山辺町2

第3回のミーティングを、山辺町で開催しました。吉村知事と遠藤町長が9名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成30年6月14日(木曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】山辺町 中央公民館第1研修室
【主な意見等】

  1. 高齢者や障がい者、子どもたち、みんなが一緒になって楽しめる、スポーツが盛んな町づくりを、町のスポーツ推進員として進めていきたい。
  2. 自営業のため、商工会や青年会議所、消防団と日々忙しく過ごしている。人口減少のため町内会のイベントなどの人手が足りない。子どもと一緒に過ごす時間が欲しい。
  3. 作谷沢小中学校は、統廃合の話も出るが、地域に根ざしたもっと地域の人が気軽に利用できるような学校にしたい。子育て支援では、空き教室を子どもと遊べるようにするなど準備を進めている。また、不登校の子どもたちへの支援として、今はもう使われていない民宿で、体験活動などサポートができたらと思っている。
  4. 自然豊かな山形で生まれ育ち、そこで子育てができることに幸せを感じている。山形でのびのびと、祖父母もいて、隣近所の人もあいさつしあえる環境でよかったと思う。
  5. 同年代の果樹農家が少ない。同年代の仲間と輸出をしたいと考えている。安定供給しながら、できるだけ業者を入れないで自分たちでできるような体制を模索している。
  6. 中山間で農業をしているが若い年代がいない。中山間部の景観を守っていきたい。利益も得ながら景観が保てるものがあればと考えている。
  7. 親としては子どもの安全が一番大事なものである。地域の人たちとの日ごろからのコミュニケーションが地域みんなで子どもを見守る体制づくり、防犯対策につながると思う。
  8. ボランティアサークルの経験を生かし、山辺町に貢献していきたい。山辺のきれいな星や自然を県内外の人に知ってもらいたい。若い人は町外に遊びに行ってしまうので、町内に公園や施設があればよいと思う。
  9. 介護現場で働く人の離職が多くなっている。介護のあり方を変えていく必要があるのではないか。

第4回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin米沢市

知事と若者の地域創生ミーティングin米沢市1知事と若者の地域創生ミーティングin米沢市2

第4回のミーティングを、米沢市で開催しました。吉村知事と中川市長が11名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成30年7月20日(金曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】米沢市「ナセBA」体験学習室
【主な意見等】

  1. 米沢市内には3つの大学があり、毎年900人程の若者が米沢で生活を始めるが、人口は減少しており、若者が流出している。このため、学生に対しての情報発信を工夫して、地域と学生のつながりをいかにつくるかが課題である。そこで、学園祭で米沢の魅力のひとつである食を発信する企画を進めている。
  2. 米沢に来て、地域に出て幅広い年代の方々と交流したことで米沢が大好きになった。食は幅広い世代の人が生きていくのに一番なくてはならないものであるから、食育を通して米沢を活性化していきたい。
  3. クラシック音楽がもっと身近なものとして、聴いたり演奏したり触れ合える環境ができたらよいと思う。その実現に向けて0歳の子から聴けるコンサートや、大人向けに本格的なクラシックコンサートを企画・開催した。将来的に米沢にもっとクラシック音楽の文化が根づけばいいと思う。
  4. ごみをポイ捨てする人がいるが、ごみを拾えるようになってほしいとの思いから、コーチをしているスポーツ少年団でごみ拾い大会などを企画している。また、米沢は子どもを育てる環境はよいが遊ぶ施設が少ない。
  5. 温泉資源(米沢八湯)で、健康増進や観光的な活用を促進していきたい。国内外のお客様に魅力を伝える一方で、どうしたらもっと温泉自体を活用してもらえるのかなど、米沢独自の活用法や仕組みを模索している。
  6. 古民家は地域の風土や文化が集まった建物であり、実際に地元の木や土を使い建てられている魅力のある建物である。古民家に興味がある人、移住したい人、古民家で商売したい人、工房などにしたい人を全国から募集し、地域の住民と他の地域から来た住民を結び付けたい。
  7. 米沢が、各世代のニーズに合わせたサービスや施設が充実し、子どもから高齢者まですべての方がより住みやすい地域になってほしい。高齢者が役割を持ち生きがいを見出し活性化することで地域が活性化し、若者が入ってくるなど相乗効果が生まれるのではないか。
  8. 最近、引きこもりが長期化した40代の方やその家族からの相談が増えている。しかし、支援する側の体制が安定していない現状がある。困っているときに相談しやすい、早期に相談し支援できる体制を作っていくことがよりよい地域づくりにつながると思う。
  9. ふるさと納税を使って米沢を活性化させたい。アンケート調査をしたところ、納税の仕方がわからない人が多いので仕組みをもっと簡単にすればいいのではないか。
  10. 「里山保全」について調べている。保全活動に取り組む人の高齢化、後継者不足により、手入れ不足が深刻化しごみ投棄が増えている。それらを解消し自然のきれいさを取り戻したい。木を使った「商品開発」や若者を惹きつける「イベントの開催」のプランを練っている最中である。
  11. 米沢の歴史に興味を持った人が、少しでも多く米沢を訪れてほしいので、駅からハイキングなどを行っている。

第5回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin朝日町

知事と若者の地域創生ミーティングin朝日町1知事と若者の地域創生ミーティングin朝日町2

第5回のミーティングを、朝日町で開催しました。吉村知事と鈴木町長が10名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成30年8月2日(木曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】朝日町「松本亭一農舎」
【主な意見等】

  1. 朝日町が好きで、育てていただいた朝日町に恩返しがしたいと思い看護士として戻ってきた。地域では、ひとり暮らしで不安を抱えて生活している高齢者が多い。その一人一人に寄り添い、思いを汲んで、高齢者が住みやすい地域づくりにいかしていきたい。また、地域の和太鼓団体に入ってさまざまなイベントで披露しているが、若者が少ない現状である。もっと若者の力を取り入れて地域を明るくしていきたい。
  2. 消防団や地域の青年会では、だんだん活動年齢が高くなっている。若い人たちが積極的に参加しやすい雰囲気作りを心がけ、会をにぎやかに盛り上げていきたい。
  3. 若い職人の不足が悩みである。職人は経験を積まなければならないため、技術を引き継ぐ人にどうしたら来てもらえるのか同業者とともに模索している。若い人が朝日町から出て行っている状況もあるため、一度町の外に出ても戻ってきたいと思う環境にしていきたい。
  4. 町のにぎわい創出のため商工会の青年部でイベントなどに出店している。他の市町村との祭りでの交流など人とのつながりでいろいろな経験をしている。
  5. 祖父母のいる大勢の家族の中で子育てしたいと思い、朝日町に戻ってきた。知っていると思っていた町のことを子育てを通して子どもたちに教わる日々である。子どもたちは山形や朝日町を自分のふるさとと思いながら育っていることがうれしい。
  6. 園児や利用する子どもたちが安心して過ごせる環境、そして、保護者も安心して預けられる保育園を目指している。将来、子どもたちに地元があるという幸せを感じてもらうために、幼少期に朝日町の素敵なところを知ってもらいたい。そのために子どもたちといっぱい朝日町の自然に触れて、朝日町が好きな子を育てていきたい。
  7. 地域に住んでいる人たちが自立した、幸せな生活を送れればいいなと思う。農業を営む中で地域に貢献したいという思いがある。小さくてももうかる農業を目指していろんなことに取り組んでおり、それを発信することで農業の良さを知って、農業人口が増えていけばよいと思っている。価値のあるものを作って、高くても買ってもらえるものづくりができれば生活が豊かになるのではないか。
  8. 和洋菓子を中心に製造販売している。県内産や町内産のおいしいフルーツを使って製品化し、県内外のお客様にも広くお菓子を知っていただきたい。そのために情報収集や試作、道の駅などにも商品を置いてもらっている。またインターネット販売も視野にいれ勉強中である。
  9. 果樹(りんご)農家を目指して、朝日町へ移住してきた。皆さんに安心安全でおいしい農作物を食べてもらいたい。できる限り農薬の散布を減らし、化学肥料や除草剤などは使用しない、自然環境に配慮した持続可能な農家を目指している。
  10. 小さい頃から当たり前に食べていたりんごが、外に出るととてもおいしいりんごだということに気付いた。若者がおいしいりんごに誇りを持って伝えていく必要がある。「若手農家の会」で日々の農業にいかせる研修などを多く行い、若い農家が技術をしっかりと受け継ぎ、朝日町の農業を盛り上げていきたい。

第6回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin南陽市

知事と若者の地域創生ミーティングin南陽市2知事と若者の地域創生ミーティングin南陽市1

第6回のミーティングを、南陽市で開催しました。吉村知事と白岩市長が11名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成31年1月11日(金曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】南陽市「シェルターなんようホール」
【主な意見等】

  1. 南陽市には、夕鶴の里での機織体験やそば作り体験、烏帽子山公園と鶴布山珍蔵寺の紅葉、スカイパーク南陽からの雲海など、魅力ある観光資源がたくさんある。観光客だけではなく、市内外の子どもたちが南陽市の観光資源で楽しんで遊べる場所があることを知ってもらうためのPR活動が必要と感じている。
  2. 南陽市にはいろんな素材がたくさんある。それをどう活用していくか一緒に考える仲間を増やしていきたい。子どものうちから好きなことを突き詰めることが大事であるので、それを支援する学習塾を経営している。また、熊野大社を中心としてまちづくりを考え、訪れる観光客へPRもできるし、地元の方々も集まれる、中と外をつなぐ場所としてカフェをやっている。
  3. スポーツは男女、年齢問わず盛り上がれる。南陽市にスポーツ強化施設があれば、地元の選手はもちろん、県外からも選手や指導者が集まり、まちの活性化につながると考える。
  4. 熊野大社で子どもたちと大きな絵を描くイベントをやっている。一生懸命描いている子どもたちの目がとても輝いていてパワーをもらっている。イベントで描いた大きな絵を展示するスペースを南陽市に作ってみたい。
  5. 昨年度から熊野大社周辺でコスプレイベント「まむコス」を開催している。イベントには若い方が多く来るので、南陽市の風景や名物に触れてもらうきっかけになると思う。コスプレを通して南陽市や山形県に若い人がたくさん訪れてくれるよう活動を続けていきたい。
  6. 子どもが元気に過ごせることが一番と考えている。山形には遊ぶための立派な公園がたくさんあるが、冬は雪のため使えなくなる。雪で遊ばせたいという気持ちもあるが適当な場所がない。体育館や公民館など自由に遊べる場所がほしい。
  7. 農業の魅力や現場を幅広い人たちに伝えていきたいと思い、地元の中学校に一年を通して田植え指導を行ったり、職場体験の受け入れをしたりしている。中学生のうちから本物の農業、実際の農業の現場に入れることで、いずれ農業関係の仕事に就きたいと思うきっかけになればいいと思い活動している。
  8. 地域の行事やイベントに積極的に関わって、子どもが楽しく元気にという集落を作り、人とのつながりの中で地域を元気にしていきたい。
  9. 熊野大社からお客を商店街に呼び込む取組みを何年も前からやっているが、商店街の人も一緒にやる人もだんだん少なくなり、商店街の元気がなくなっている。朝市などのイベントで商店街を活気づけ盛り上げていきたい。眼鏡産業で元気な鯖江市のように、特化した産業や仕事によって、若者が集まり元気になっていくシステムが南陽市にもできたらと思い活動している。
  10. 県内の学生や団体が何かを起こしたいという時に、広告やイベントの場つくりをする人たちとうまくつながることができていないように感じる。もっと若い人たちが集まれる場があればいいなと思う。
  11. 母親世代の集まりがあまりない。お父さん向けの育児教室などがあれば、お母さんが出て行ける場が広がるのではないか。

第7回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin尾花沢市

知事と若者の地域創生ミーティングin尾花沢市1 知事と若者の地域創生ミーティングin尾花沢市2

第7回のミーティングを、尾花沢市で開催しました。吉村知事と菅根市長が9名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成31年3月15日(金曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】尾花沢市「悠美館ハイビジョンホール」
【主な意見等】

  1. 地元の尾花沢をもっといろんな人に知ってもらうために積極的に地域活動に取り組んでいる。2月の雪祭りに実行委員として参加し尾花沢の魅力を伝えることができた。
  2. 「自分のふるさとが好きだ」と言える子供を増やしたい。そのため、地域の文化や素材をアートワークショップという形の体験型のイベントとして取り組む「アトリエすずべ」を立ち上げ活動している。
  3. 人と人、人と地域、人と文化をつなげるコミュニテイづくりをしている。世界に誇れる文化、歴史、アートが神社にはある。神社の再興、神社のイベントをこれからやっていきたい。
  4. 子供たちや地域のため、読み聞かせのボランテイアや地域の役員を積極的にやっている。子どもも若者もお年寄りもみんな笑っていられる「あったかい」尾花沢を目指している。尾花沢は雪があるからこそ人のつながりが深いと感じる。
  5. 尾花沢市の農業は、60代、70代の方々が支えている。尾花沢のすいかやメロン、米など、おいしい農作物がたくさんある。子ども達の世代にもこのまま残していきたい。
  6. これからはITを使った農業がどんどん発展していく。自分のスキルや経験をいかしてITを活用した新しい農業の事業を起こしたい。また、銀山温泉のお客様を市内にとどめるため、野菜や果物の観光農園を作りたい。
  7. 夏は農家、冬は雪で遊ぶ、そういうスタイルを目指して、「雪とスイカのまち尾花沢」で楽しんでいきたい。尾花沢のスイカのシャリ感を作れるのは他の地域にはない。先輩から教わりながら品質の高いもので勝負する「一致団結」が必要と感じる。
  8. 尾花沢で作られている食材をもっと地元の人に意識して食べてほしい。地産地消や尾花沢の良さに気づいてもらえるように、料理教室では地元食材を使うことを心がけている。
  9. 私たちが考えてきたそばアイディア料理やそばスイーツやそば染めが尾花沢の特産になり、尾花沢のそばの魅力アップにつながればいいなと思う。
  10. 尾花沢はいいものはいっぱいあるが、都会の人には知られていない。PRが必要である。SNSやインスタなど発信の仕方は、若い人の方が上手である。発信するチームを作ってうまく発信していけば、逆に若い人たちが変わるのではないか。

第8回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin西川町

知事と若者の地域創生ミーティングin西川町1知事と若者の地域創生ミーティングin西川町2

第8回のミーティングを、西川町で開催しました。吉村知事と小川町長が10名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成31年3月26日(火曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】西川町立西川小学校図書館内「いろりの間」
【主な意見等】

  1. 以前は西川町でもぶどう栽培が盛んであったが、雪の多さや農家の高齢化により、町外の契約栽培農家だけとなっている。西川では寒暖の差が大きくて品質の高いぶどうができる。ぶどうの栽培を西川町で復活して、西川町のぶどうだけで作ったワインをつくり、地域おこしなど地域に貢献できたら良い。
  2. 少子化で休部や廃部になっている部活もあり、中学校での部活を選べない状況にある。合同チームで大会に参加できるようなシステム作り、西村山郡一体となったチーム作りなど、他のPTAと連携していきたい。
  3. 忙しい生活の中でも、自分自身が楽しめる、生き生きできる場所があったらいいと思い、西川町に住む女性が集まって「Loveらぼ」という団体を作った。自分たちがやりたいことをやって、地域の人を巻き込んでいくことが町づくりにつながっていくと考えている。活動のひとつとして弓張平で星空観測会を行った。
  4. 月山は夏スキー、高山植物、秋は紅葉と、全国から多くのお客様が訪れる。全国に誇れる月山という宝がここにはあったと感じている。これからも町の宝である月山をたくさんの方々に気持ちよく訪れていただけるよう、おもてなしの気持ちで接客し、安全で美しい環境を守っていきたい。町に住む人にも「月山がある町に住んでいる」という誇りを持っていただけるようPRもしていきたい。
  5. 若い人が少ないと感じる。地区や隣組等で若者の笑顔、会話をもっと増やしていきたい。西川町の人口が一人でも増えるよう、スポーツや文化、盆踊りなど楽しいイベントに参加してもらい、出て行った人も戻ってくるきっかけになればと思っている。
  6. 月山で採れた山菜に「月山山菜」などのネーミングをつけブランド化をはかるなどし、月山の山菜を世界一にしたい。県外国外から様々なお客様を御招待して、山菜の生態系や月山の雄大な自然を案内している。神々しい山々を体験していただき県外や国外の方々へ伝えていき、さらに地元の人たちにも広めたい。また、山菜の若者離れが顕著であるので、山菜の新しい楽しみ方を発信している。
  7. 西川町に勤務してから、西川町の観光資源や山菜・きのこなどの特産品など魅力的なものが多いと知った。町の道の駅として、たくさんの農産物や、西川町を効果的に情報発信できるよう努めていきたい。また、月山筍は注目度が高い商品であるが品薄である。今後採る方の高齢化等により、「山菜・きのこの西川」があと何年続くのか心配である。
  8. 西川町にはよいものがたくさんあるが、あまり知られていない。若い人には、インスタグラムなどのSNSでの情報発信が効果的と思う。行政や、業者等とコラボしながら、もっと西川町の魅力を伝えていけるようになれば、交流人口も増えて町の活性化につながるのではないか。
  9. 道路や橋など老朽化が進んでいる。西川町は山が多いので、雪崩や土砂崩れも起こりやすい。しっかり整備をすることで安心して暮らせる町になればよいと思っている。

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