平成29年度「知事と若者の地域創生ミーティング」
知事と若者の地域創生ミーティング
「知事と若者の地域創生ミーティング」は、人口減少が進行し、地域で暮らす若者も減少している中、若者の豊かな発想や行動力を地域づくりに生かしていくため、知事が市町村に赴き、市町村単位で、若者が力を発揮できる環境づくりや地域課題、定住促進、地域の元気創出策などについて、若者と車座になって対話を行い、明日の地域創生を考えることを目的に実施します。
-
第1回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin金山町
第1回のミーティングを、金山町で開催しました。吉村知事と鈴木町長が19名の若者と意見交換を行いました。
- 【とき】平成29年5月9日(火曜日)午後4時00分~午後6時00分
- 【ところ】金山町街並みづくり資料館「蔵史館(くらしかん)」
- 【主な意見等】
-
- 雪では結構苦労もしているが、家族でウインタースポーツをして楽しんでいる。
- 豪雪地では除雪機などの格納のため高床式の建物が必要だが、取扱基準により1階とみなされてしまう。特区のような取扱いが必要ではないか。
- 林業では後継者や担い手不足が大きい問題。林業の魅力を伝えて、若い人材を確保していきたい。
- 都市部に出て行った若者が、地元地域の情報を知ることができると、戻ってきたいと思うようになると考えSNSで発信している。
- 金山町産の豚肉や雪の下キャベツを使った美味しいぎょうざをつくっている。どうすればここに来て味わってもらえるか考えている。皆さんとコラボできたらありがたい。
- 農業をやっている。露地野菜を周年栽培し販売できるように、日本各地、海外に農地を求めている。
- 農事組合法人を経営している。若い人を採用したいし、獣医が足りていないのだが、来てくれるひとがいなくて困っている。
- 金山町は、やる気のある人がたくさんいるように感じる。例えば、週末だけ集まって空き家改装レストランを出すというようなことができるのではないかと考えている。
- 他県から移住した。単身者用に家賃が高くない住宅があるといい。また、街灯が少なく夜は真っ暗で運転するのが怖いので改善されると住みやすい。
- 独身の男女が気軽に集える場所や、雨の日でも、子どもが遊べる場所があるといい。
- 観光スポットはいろいろあるが、お金を使ってもらえるところが少ないので、非常にもったいないと思う。
- 町の人が楽しめる、遊べるイベントをやろうと思っている。若い人に発信する方法がなかなか思いつかないでいたが、このミーティングの御縁を活かしたい。
- 和太鼓団体で活動しており、イベント出演などを通して地域の人たちと関わることを楽しく感じている。
第2回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin村山市
第2回のミーティングを、村山市で開催しました。吉村知事と志布市長が11名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成29年6月21日(水曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】村山市総合文化複合施設「甑葉プラザ」2階コワーキングスペース
【主な意見等】
- 若者が輝ける、生き生きとした会社がもっと増えるといい。大企業を誘致して1000人雇用するよりも、若者100人が起業したほうがインパクトが強い。個人事業主が増えることが地方の活力になると感じている。
- トルコキキョウの周年栽培や、トルコキキョウのアイスクリームを作りたいと考えている。
- 農業の経営規模を拡大して、雇用を作り出していきたいが、通年雇用するためには、農閑期をどうしていくか考えているところ。
- 発祥地ということで「ひっぱりうどん研究所」を立ち上げ、全国うどんサミットなどにも参加して、発信、交流を行っている。活動を通して地元の人を元気づけて明るくなればいいと考えている。
- 県産小麦でパンをつくろうと農家や高校と取り組んでいる。ひっぱりうどんの乾麺を村山市産の小麦を使ってつくれないかと思っている。
- ひっぱりうどんは地域によっていろいろな食べ方があるので、コンテストをやったら面白いのではないか。ひっぱりうどんの取組みがどんどん広がる。
- 米の消費拡大のため、パンにご飯を挟んだりする工夫はどうか。米の輸出には食べ方やおかずも一緒に輸出すべきと考える。
- 村山青年会議所の委員長として、東沢バラ公園で初めて「むらやま よるのバラまつり」を行い、本当に大盛況だった。
- 「山形あづまりEXPO」というイベントを開催した。フェイスブックで、村山市や山形県がこんなに面白いんだということを発信することで、地元を離れていった友人達が戻ってきたいなと思ってもらえるようにしていきたい。
- 勤務している「こめやかた」のゲストハウスに、次々に外国人が来ており2ヶ月以上滞在する人もいる。今、来ているフランス人は、ご飯と泊るところを得るかわりに農作業の手伝いをしている。外国人観光客は、ありのままの日本の生活を体験したいようだ。
- 地域起こし協力隊として、村山市の情報発信の事業に取り組んでいる。「居合」のことを世界に発信するため、360度の動画を作成しており、10月ぐらいにスペインで披露する予定。
- 「おしん」はアジアの人にはすごく浸透しており、まだまだ観光資源になる。
- 村山はそばが有名だがラーメンも美味しい。ハラール認証をクリアしたイスラム教徒が食べられるラーメンの開発に取り組んではどうか。
- 子育てサークルの代表をしている。子どもたちが集えるところ、親同士の交流・情報交換の場があるといいということで始めた。子育てしやすい環境をつくりたいと考えている。子どもを増やすためには、公共交通などその地域が住みやすい、暮らしやすいところでなければならないと思う。
第3回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin新庄市
第3回のミーティングを、新庄市で開催しました。吉村知事と山尾市長が10名の若者と意見交換を行いました。今回は初めて高校生が参加しました。
【とき】平成29年8月2日(水曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】新庄市民プラザ
【主な意見等】
- 地方でも執筆業ができるということを示していきたい。あとに続く人がでてきたら嬉しい。
- 地域おこし協力隊として、町なかの空き家、空き地、商店街の空き店舗を楽しく使えるようにしていきたい。
- 花の地産地消をもっと進めたい。地元産の花を起点に地域を豊かにしたい。
- 新庄市の歴史、文化を掘り起こし、地域の皆さんに知ってもらえるようにしたい。
- 陶芸をしている。他業種の方々とのコラボレーションにより、今までにない商品を作りたい。
- ラズベリー栽培に取り組んでおり、加工と販売の6次産業化に力を入れて、いろんな形で商品を出していきたい。
- 進学や就職で地域の外に出て行くが、学んだことやスキルを身につけ地元に戻り、地域のために働ける人材になってほしい。そのためには、小・中学校、高校の時から地域の良さをきちんと教えていくことが必要だと考える。
- 子育て世代のお母さん達は、子どもを優先しなければいけなので、やれる仕事などが限られてしまう。女性が働きたい、勉強したいと思うような場所があったらいいと考える。
- 豊富に湧き出る温泉を、線路や主要な国道の雪対策に使うことはできないものか。また、雪の重みを活用して発電はできないものか。
- 家庭で食事を準備してもらえない子どものために、地域みんなで見守れるような「子ども食堂」をつくりたい。
- 大学に進学して、法律や政策、行政、財政のことを専門的に学んで、新庄市のためになる人間になりたい。
- 駅前通りや南北本町商店街をもっと活気が溢れる場所にしたい。中学生・高校生が集まるような企画をやりたい。
第4回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin長井市
第4回のミーティングを、長井市で開催しました。吉村知事と内谷市長が13名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成29年8月3日(木曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】やませ蔵
【主な意見等】
- 「ながい黒獅子ガールズ」等の地域活動団体での活動を通して、内外に長井の魅力を発信していきたい。
- 長井は水がとてもきれいで、街中でホタルが飛んでいる。水道水もおいしい。きれいな水を守り続けていくために、合成洗剤ではなく、石けんの利用を進めていきたい。
- 人口が減っている中で、交流人口を増やしてかなければならない。平成28年度、商工会議所青年部全国サッカー大会を開催した。さまざまな大会を誘致して、地域をPRして、再度足を運んでもらえるようにしたい。
- 手刻みの在来工法で家を建築できる大工が少なくなっている。林業でも若手育成に力を入れていかなければならないと感じている。また、若い人が山に入らなくなってきており、木のことや山のことを教えていきたいので、森の中に、音楽などさまざまな交流ができるステージのような場所があるといい。
- 会社を立ち上げて、中心市街地の空きスペースに複合商業施設を整備する事業の企画・プロデュースを行っている。買い物だけを目的としない、行事がなくても楽しめるまちを創り、賑わいを生み、「何かやってみたい!」という若者を呼び込み、通り全体に活気を波及させたい。
- グループで、縄ないやわらじづくり、地元特産の「金井神ほうき」づくりなど、古い文化や今はもう途絶えつつある知恵や技術を再認識し、継承する取組みを行っている。また、展覧会やトークイベントなどの企画、印刷工場だったところを地域の人と一緒に改修していくプロジェクトを行っている。
- 「ながいアートプロジェクト」という団体を6年前に立ちあげて、まちづくりの一環として、まち全体を美術館に見立てて、障がいのある方の作品を歴史的建造物や中心商店街に展示して、まちを歩いてもらおうという企画を実施している。
- 児童発達支援事業所で子どもを預かっているが、関わる側の技術、質の高さが求められるので、幼稚園、保育園、通信センターの先生方と、特別支援のあり方を見直すきっかけやスペシャリストを育てるためのしくみがあるといいと思う。
- 先人から郷土に伝えられてきた歴史や文化、風習などの「縦の学び」と、最先端の情報を同世代の人と共有する「横の学び」ができる地域にしていきたい。
- 子どもたちが音楽に触れるチャンスとして、リトミック&コンサートを行っている。長井市ではクラシックコンサートの開催が少ない。トーク付きコンサートを開催したり、ラジオでおすすめの曲や演奏をお届けしたりするなど、気軽に聴いてもらえるような工夫をして、長井の音楽界を盛り上げたい。
- ラッピング車両などの取組みから、地域の方々のフラワー長井線への思いを感じている。毎年10月に開催される「フラワー長井線まつり」を、地域の方々との交流の場として参加し、貢献したい。
- 2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、長井市がタンザニアのホストタウンに登録したことを知って、道の駅にタンザニアに関するコーナーを設置することや、タンザニア弁当を販売することを長井市に提案した。タンザニアの方々と交流し、応援したい。
- 新しくできた道の駅「川のみなと長井」は、地域特産物の販売や文化や風習の紹介など長井の魅力を存分にアピールしていて観光スポットの一つになると思う。「川のみなと長井」を中心にして観光都市として発展するよう、SNSや様々な手段を用いて発信していきたい。
- 長井市が、若い人たち、子ども、中学生や高校生にとって住みやすいところになってほしい。街灯が少なく暗いところがあるので、街灯の設置を長井市に提案した。
第5回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin大江町
第5回のミーティングを大江町で開催し、吉村知事と渡邉町長が10名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成29年9月22日(金曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】大江町中央公民館「ぷくらす」
【主な意見等】
- これまでは、どこかに勤めることしか考えなかったが、地域おこし協力隊として活動して、任期終了後もこの地域で暮らしていけるようにナリワイづくりに取り組んでいる。地域のお年寄りから教わった山の暮らしの知恵や技術を受け継ぎ、それを仕事にして、女性でも、こんな山の中で自分のナリワイを持ち、楽しく暮らすことができることを体現できたらいいなと思う。そしてそのような人が大江町に増えたらうれしい。
- 大江町は世界の中心だと思っている。実はすごいんだということを知らせて、郷土愛や誇りを持ってもらえるように「大江町の博覧会 SHAKE LAB」というイベントを開催し、大江町に関わる新旧さまざまなモノ・ヒト・コトを集めて展示発表し、地域活性化に取り組んでいる。
- 異業種の人がコラボすることはとても大事だと思う。そこで、銀行として使われていた建物をリノベーションして、多目的スペースを設けて、人が集まれる場所にしたいと考えて取り組んでいる。
- 山形出身だというと「さくらんぼ!」とすぐに言葉が返ってきた。しかし、大江町といっても明確なイメージがなく、説明するのが難しい。大江町と言えば○○と、自信を持って言える何かがほしいと考えている。
- 山形一を目指して花店を営んでいる。山形の花は全国トップレベルだが、あまり知られていないので、生産者などと連携して花生けバトルとか花育(はないく)など様々な方法でアピールしていきたい。
- 造園業の仕事をしており、若い職人が少ないので、格好いい仕事だということをアピールしていきたい。自分が小学校のときに父親が学校で造園のことを話したことがあった。自分も子どもたちに造園の魅力を伝えていきたい。
- 農家に住み込んで農業を学んでいる。農業を通して、大江町のこと、山形のことをたくさんの方に知ってもらいたいと考えている。
- 若い農家がいないので、農家だけでは田畑を維持できなくなる。誰でも気軽に簡単な農作業を通して農業に触れてもらう機会を増やし、みんなが関わって支えるしくみをつくって、大江町の農業を守っていきたい。
- 保育に携わっていると、子どもたちが親と一緒に過ごす時間が短くて、良好な家族関係が形成されるのか不安に思っている。働く親が子どもと向き合うための時間を企業が保証するなどワークライフバランスをもっと応援することが必要と考える。
- 中学生や高校生から地域の乳幼児健診のボランティアをしてもらうなど、赤ちゃんやおかあさんとふれあい、育児の喜びや大変さを知ることができるような取組みがあるといい。
- 意識が固定化してしまっていて新しい価値が伝えられないでいるように感じる。「温故知新」という言葉どおり、ここにある良いところを生かして、今までになかった考え方を取り入れて伸ばしていくことが大切だと思う。個人でも十分発信できる時代だけれど、やり方がわからないので、異業種がくっつくことで面白さが生まれて、勢いにもなると思う。
第6回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin庄内町
第6回のミーティングを、庄内町で開催しました。吉村知事と原田町長が10名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成29年11月27日(月曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】庄内町役場
【主な意見等】
- 立谷沢地域の南部山村広場を会場にアウトドアキャンプイベントを開催している。昔から守られている素敵な場所、伝統、文化といったものを次の世代に、新しい形で伝えていきたい。
- 地域の再生のためには、少子高齢化に歯止めをかけること、子どもの増加に力を入れることが大事。雪が降ると、家族が家にいる時間が多いので、雪国こそが家族の仲が良くなる条件が整っていると思う。また、山形県は温泉があって裸の付き合いができるので、これが大事なことだと思う。
- 若者に地元に定着してもらいたい。そのため、地元に魅力的な企業がたくさんあることを知ってもらいたいし、また、「夏宵まつり」のときに大学生・高校生に声をかけて踊り手集団を組織して一緒に踊る活動を通して交流が深まり、若者の地元定着の一助となればいいと考えている。
- 若者が地元から出て行かないように、また、大学進学などで県外に行った人がUターンしてくれるようになればいいと考える。地元に愛着を持って、県外へ出てキャリアを積んだとしても、将来、庄内町に戻ってきてもらえるように、庄内町の小学生全員に対して、働くクルマを使った体験学習を行っている。生コンを使った手形つくりやペン立て作成、ごみ収集車への投入体験を実施している。
- 農業者や若者に稲作の農業技術を教えている。基礎技術を学ぶことにより、収穫量の安定、農業所得の向上につながり、農業後継者が増えることを期待している。
- 農業は高齢化、担い手不足で近い将来、農家一人ひとりの負担がかなり大きくなると思うが、ICTを使ってハウスの温度管理をしたり、地域のヘルパーを雇用したりするなど仕事環境をよくして、農業をスマートに儲かる仕事にして、農業を魅力あるものにしていきたい。
- 農業分野では、人手不足で作業員を集めるのに苦労している。農地維持のための対策が必要と考えている。自家農産物の地産地消をさらに進めていきたい。
- 地元を盛り上げる活動に取り組んでいる。町の「夏宵まつり」で庄内総合高校の代表を務めた。南三陸町の志津川高校と交流したり、キャップ回収によるワクチン寄付やあいさつ運動で地元の人達と交流したりしている。
- 庄内町がもっと豊かになり、環境もよく過しやすくなればいい。高校の生徒会で地域のごみ拾いやあいさつ運動を行っている。
- スポーツで庄内町の地域創生ができればいいと考える。プロスポーツ選手による指導教室を今まで以上に活性化することと、プロチームのキャンプや公開練習を誘致することができたらいい。
第7回開催 知事と若者の地域創生ミーティングin舟形町
第7回のミーティングを、舟形町で開催しました。吉村知事と森町長が10名の若者と意見交換を行いました。
【とき】平成30年3月28日(水曜日)午後4時00分~午後6時00分
【ところ】舟形町長沢集学校「わカフェ」
【主な意見等】
- 舟形町に住みたいと思ってもらえるような町にしたい。旧富長小学校付近の堤防に咲く桜の木の土壌整備を小学生を中心に行う予定で、桜をもう一度再生して満開にし、地域に愛着が湧いたり、憩いの場になったりすればいいなと思っている。
- 働く場所などが充実すると人も増えて元気になるのではないか。他県ではIT企業がやってきて町が活性化してきたという事例もあり、創業支援などによりどれだけ若い人たちを集められる魅力のある町にできるかが重要なポイントではないか。IoT、AI関係の経験や才能のある人を誘致できるような取組みがあると面白いと思う。
- 舟形町は、商業が落ち込んでいる。起業する人が増えればよいと考える。IT産業は、インターネットの環境が整えば、構える場所は選ばない事業があるのではないか。
- 女性消防団の班長をやっている。団員の確保が必須の問題である。役場の新採の職員に入団していただければ、一般の住民にも声かけしやすい。
- 地域おこし協力隊満了後に、定住して農作物などの地域産品の企画販売を行う会社を設立した。農家から直接仕入れたお米を神奈川にある先進的な企業保育園に給食米として納品している。送るだけでなく、しっかり農家に取材して、その良さや違いを伝えている。様々な工夫をして山形の魅力を伝えたい。
- 仕事、子育て、家事に忙しい主婦のために、短い時間で調理できる野菜を作って販売している。それが舟形の子どもたちへの食育に繋がっていくようにできたらよいと思う。
- 舟形町の地場産業は農業だと思う。自分が農業でしっかり生活できるということを見せていき、農業を通して地域の活性化、子どもたちが将来に希望がもてるような地域に発展することを願っている。
- 若者が地元を出ずに農業や職人として定住し暮らしていくためには、下請けにまわらないことが必要である。そのために、農業では無農薬栽培や付加価値の高い米を作って移住する都会の人にもアピールしていきたい。また、田舎的な価値観をわかってくれる、自然が厳しいところで生活のできる気骨のある、若い夫婦などを呼込むような事業につなげていきたいと思っている。
- 地域との交流を持ちたいと思い読み聞かせをはじめた。町全体に読み聞かせ、心の栄養の大切さを伝えたいという思いで活動している。
- 少子高齢化、一人暮らしのお年寄りなどが増えていく中、地域コミュニケーションや世代間交流の活性化、地域に残る文化や伝統芸能などを続けていく取組みなど、いろいろな活動を通して地域を元気にしたい。