ホーム > 県政情報 > 知事室 > 県議会での知事説明 > 県議会知事説明要旨2021年 > 12月定例会(令和3年12月15日、追加提案)
更新日:2021年12月15日
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本日、追加提案いたしました議案の概要について、御説明申し上げます。
提案いたしました議案は、令和3年度山形県一般会計補正予算(第8号)であります。
このたびの補正予算は、政府の補正予算や新たな変異株の確認を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や地域経済活性化に取り組むとともに、今般の燃油・資材の高騰対策を拡充するものであります。
まず、新型コロナへの対応としまして、県内2か所目となるPCR自主検査センターを鶴岡市立荘内病院に設置するとともに、政府が示した「ワクチン・検査パッケージ」を活用して感染対策と日常生活の両立を図るため、ワクチン接種を受けられない方を対象とした無料のPCR検査等の実施体制を整備いたします。また、オミクロン株の国内での確認を踏まえ、先に提案しました一般会計補正予算(第7号)に計上しております、年末の帰省者のうち希望者に対する抗原検査キットの配布を拡充し、啓発及び注意喚起を強化いたします。
次に、昨年度の年末年始に引き続き、客足が戻らないために厳しい経営状況にある夜間営業の飲食店等に対して、年末年始を乗り越えて事業を継続することができるよう緊急に支援金を給付 するとともに、観光庁の「地域観光事業支援」を活用し、先に提案しました「やまがた冬割キャンペーン」を増額いたします。なお、キャンペーンの割引対象につきましては、オミクロン株の国内での確認を踏まえ、先に提案しました分も含め、まずは県内及び隣接県といたします。
さらに、生活福祉資金の特例貸付期間の延長を踏まえて貸付原資を追加するとともに、特例貸付を借り終えた方を対象とする「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」を拡充いたします。
燃油・資材の高騰への対応としましては、漁業者への経営支援として、燃油や漁具・資材の高騰分の一部を支援いたします。
この結果、今回の一般会計補正予算総額は33億5,300万円となり、先に提案しました一般会計補正予算(第7号)と合わせますと、今定例会での補正予算の総額は45億9,000万円となりまして、今年度の累計予算額は、7,209億3,400万円となります。
以上が、今回提案いたしました議案の概要でありますが、内容の詳細につきましては、議事の進行に従いまして、関係部課長より御説明申し上げますので、よろしく御審議のうえ、御可決くださいますようお願いいたします。
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