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更新日:2024年8月19日

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性的マイノリティ(LGBT等)に関すること

性の多様性について

 近年、性の多様性についての社会的な関心は高まってきていますが、依然として社会の理解が十分に進んでいないことから性的マイノリティの方への差別や偏見が生じる等、当事者は社会生活上の様々な困難に直面し、不安や悩みを抱えています。

 性の多様性を認め合い、誰もが生きづらさを抱えることなく個性や能力を最大限発揮し、活躍できる環境づくりに向けて、性の多様性について考えてみませんか。

性の4つの要素

性のあり方には主に4つの要素があると考えられています。

 ・生物学的性 (Sex)   

  出生時の身体的特徴などをもとにして判断される生物学的な性別

  あるいはこの生物学的な性別に基づいて出生時に割り当てられた性別

 ・性的指向(Sexual  Orientation)

  自己の恋愛または性愛の対象となる性についての指向 

 ・性自認/性同一性(Gender Identity)

  自己の性についての認識

 ・性表現(Gender Expression)

  自己の性をどのように表現するか

  見た目やしぐさ、言葉づかいなどの表現に係る性

性的マイノリティとは

 LGBTやその他の多様な性自認/性同一性や性的指向を持つ人を指します。

LGBT(Q)とは

 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとった言葉で、性的マイノリティの人たちを表す言葉の一つとして使われます。

 ・ L(レズビアン)  性自認/性同一性が女性で、性的指向が女性に向く人。女性同性愛者

 ・ G(ゲイ) 性自認/性同一性が男性で、性的指向が男性に向く人。男性同性愛者

 ・ B(バイセクシュアル) 性的指向が男女どちらにも向く人。両性愛者

 ・ T(トランスジェンダー) 出生時に割り当てられた性別と性自認/性同一性が異なる人

 ・ Q(クエスチョニング) 自身の性のあり方について特定の枠に属さない人、わからない人、

               決めていない等の人

 ・ Q(クィア) 規範的とされる性のあり方以外を包括的に表す言葉

 ※他にも多様な性のあり方が存在し、カテゴライズするのではなく、その人らしさを尊重することが大切です。

SOGI(ソジ、ソギ)とは

 性的指向(Sexual Orientation)、性自認/性同一性(Gender Identity)の頭文字をとった言葉です。

 SOGIは特定の性的指向や性自認/性同一性の人のみが持つものではなく、すべての人が持つものです。

関連用語

 ・シスジェンダー 

  出生時に割り当てられた性別(生物学的性)に違和感がなく性自認/性同一性と一致している人

 ・ヘテロセクシュアル 

       性的指向が異性に向く人。異性愛者

 ・カミングアウト

  これまで公にしていなかった自分の性のあり方(性的指向や性自認/性同一性など)を本人が他者に表明すること

 ・アウティング

  本人の同意なく、その人の性のあり方(性的指向や性自認/性同一性など)を第三者に暴露すること。

  アウティングはプライバシーの侵害であり、本人の尊厳を傷つける行為ですので、同意なく第三者に伝えてはいけません。

 ・アライ

     性的マイノリティについて理解・共感し、応援する人。

県が実施する性の多様性に関連する取組

山形県パートナーシップ宣誓制度

 山形県では、すべての県民が、性別に関わりなく個人として尊重され、社会や地域において個性や能力を十分に発揮できる山形県の実現を目指し、「山形県パートナーシップ宣誓制度」を開始します。

 本制度は、双方又はいずれか一方が性的マイノリティのカップルが、互いの人生において、互いに協力して継続的に生活を共にすることを約束した関係であることを宣誓し、県は、お二人が宣誓したことを証明する「山形県パートナーシップ宣誓書受領証」を交付するものです。

 本制度は法律上の婚姻とは異なり、法的な権利の発生や義務の付与を伴うものではありませんが、性的マイノリティのカップルが抱える生活上の困難や不安が少しでも解消されるよう運用するものです。

 詳しくはこちら

令和6年度政府の施策等に対する提案

 「多様性への理解促進と誰もが安心して暮らし活躍できる社会づくりの推進」をテーマとして、性的指向・性自認に関する多様性への配慮や環境整備に係るガイドラインを提示することを政府へ提案しました。

 詳しくはこちら(PDF:1,324KB)

「多様性が尊重される社会づくり推進セミナー」

 多様性が尊重される社会づくりに向けて、どなたでもご参加いただけるセミナーを開催します。

    チラシ

 開催内容の詳細はこちら

令和5年度県政アンケート調査

 性の多様性に関する言葉の認知度や、性の多様性が尊重される社会づくりに向けて県が取り組むべきことについてアンケートを実施しました。

 調査結果等はこちら

令和元年度ワーク・ライフ・バランス、男女共同参画および女性活躍に関する県民意識・企業実態調査

 「LGBT」や「カミングアウト」といった性的マイノリティに関する用語の認知度について調査を実施しました。

 調査結果等はこちら

相談窓口

 よりそいホットライン【セクシュアルマイノリティ専門ライン】

 厚生労働省の補助事業として、(一社)社会的包摂サポートセンターが実施する24時間フリーダイヤルの相談窓口です。

 TEL:0120-279-338(無料)※ガイダンスが流れたら「4」を選択してください。

 詳しくはこちら→https://www.since2011.net/yorisoi/n4/

関連情報

・「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」

 詳しくはこちら(内閣府)→https://www8.cao.go.jp/rikaizoshin/index.html

・「性的マイノリティに関する偏見や差別をなくしましょう」(法務省)

 詳しくはこちら→https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00126.html

・「あなたが あなたらしく生きるために 性的マイノリティと人権」(法務省)

 詳しくはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=G9DhghaAxlo(法務省YouTubeチャンネル)

・職場におけるハラスメントの防止のために(厚生労働省)

 詳しくはこちら↓

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html

・多様な人材が活躍できる職場環境づくりに向けて~ 性的マイノリティに関する企業の取り組み事例のご案内 ~(厚生労働省)

 詳しくはこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/000808159.pdf

・「MYじんけん宣言・性的マイノリティ編」(人権ライブラリー/公益財団法人人権教育啓発推進センター)

 企業・団体による性的マイノリティに関する取組を掲載しています。

 詳しくはこちら→https://www.jinken-library.jp/respect-for-gender-diversity/company_list.php(外部サイトへリンク)

・「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け)」(文部科学省)

 詳しくはこちら↓

 https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/__icsFiles/afieldfile/2016/04/01/1369211_01.pdf

 

お問い合わせ

しあわせ子育て応援部多様性・女性若者活躍課多様性・女性活躍担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2262

ファックス番号:023-632-8238

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