更新日:2025年3月6日
ここから本文です。
県では、山形県内等の短大・大学に通う学生を対象に、学生が自ら、男女共同参画社会づくりについての学びを深め、ライフステージや日常の様々な場面で主体的に多様な選択ができる人材(ユースリーダー)を育成することを目的として講座を開催しました。
プログラムには、一般社団法人GENCOURAGE代表理事、#男女共同参画ってなんですか 代表の櫻井彩乃さんによる講演や、県男女共同参画センター チェリア 伊藤眞知子館長による講義が盛り込まれ、学生たちは男女共同参画や性の多様性について理解を深めました。
また、学生が自らプログラムを企画・作成し、高校生に出前講座を行いました。
この講座により、7名のユースリーダーが誕生しております。
講義動画を事前に視聴し、「人権」、「ジェンダー平等」、「日本の現状と課題」、「アンコンシャス・バイアス」等をテーマに、広く男女共同参画について学びました。
「ジェンダー平等の未来をどう拓く?」をテーマに、ジェンダー平等を実現するために必要なこと、一人ひとりができること等について理解を深めました。
グループに分かれ、身近なジェンダー問題をみんなで考え、学生がそれぞれ意見を出し合いました。
カードのテーマを2つ決定し、それぞれのテーマに関係する「質問」を学生が考えました。ジェンダー問題について高校生に伝えたいことや気づいてほしいことなど、話し合いが行われました。
「ジェンダーカード」とは、カードに記載された「質問」に対する考えや疑問を話し合い、ジェンダーの問題を考えるきっかけにするものです。
2校の高校生を対象に、出前講座を行いました。学生が考えた質問が記載されたジェンダーカードを使用して、高校生が様々な意見を述べ合いました。
高校生からは、「大学生と一緒にジェンダーについて話せてよかった」「他の人の意見も聞くことでより一層考えを深められたし、みんなで意見を共有できてとてもいい機会だった」といった感想が寄せられました。
山形県立小国高等学校の様子 山形県立酒田光陵高等学校の様子
お問い合わせ