ホーム > くらし・環境 > 環境・リサイクル > ごみ減量・リサイクル > 瓦リサイクル > 瓦リサイクル事例報告会を開催しました(平成30年11月30日)
更新日:2020年10月6日
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庄内総合支庁では、「庄内地域で発生する全ての使用済み瓦がリサイクルされる資源循環システムの確立」を目指して、瓦リサイクル製品の利用拡大に務めております。しかしながら現在のところ、瓦リサイクル製品の使用量や活用事例は、未だ十分とはいえません。そこで、瓦リサイクル製品利用先進地の事例を含め、瓦リサイクル製品の幅広い活用事例等を紹介することにより、瓦リサイクル製品の利用拡大を目指して、瓦リサイクル事例報告会を開催しました。
(山形県庄内総合支庁保健福祉環境部長による挨拶の様子)
講師:石川県中能登農林総合事務所 土地改良部 整備課 課長 高橋威光 氏
石川県では、水田ほ場整備の中で瓦リサイクル品をごく普通に使用しております。瓦リサイクル品を暗渠排水の疎水材として活用するに至った経緯や、暗渠溝の構造の検討、瓦破砕物を暗渠排水の疎水材として活用した際の効果について講演していただきました。
<主な内容>
講師:株式会社ナラ工業 代表取締役 奈良幸則 氏
奈良講師は、使用済み瓦の有効利用を全国規模のネットワークで構成し、製造販売・施工・研究を共同で行うことを目的としている瓦チップ研究会の特別会員です。瓦破砕物の構造や性質を活かした特長や、瓦破砕物の有効活用の実績について講演していただきました。
<主な内容>
報告者:庄内総合支庁環境課 主任主査 佐藤至
林道路面及び林道排水溝に、砕石の代わりに瓦破砕物を施工した結果を報告しました。
<主な内容>
報告者:合資会社鼠ヶ関セメント瓦工場 代表 本間進一 氏
瓦破砕物を玄関アプローチの舗装材として利用した際のセールスポイントを報告していただきました。
<主な内容>
報告者:庄内総合支庁環境課 技師 門脇史
庄内総合支庁中庭に瓦破砕物の特長を検証するための区画を整備し、瓦破砕物の「防草効果があること」及び「保水性が大きいこと」について検証した結果を報告しました。
<主な内容>
報告者:有限会社阿部園芸 代表取締役 阿部進吾 氏
瓦破砕物を庭園の被覆材として利用した際のセールスポイントを報告していただきました。
<主な内容>
場所:水田農業試験場内 施工業者:佐竹建設株式会社
佐竹建設株式会社さんから、暗渠排水工事の施工方法等の説明を受けながら、瓦リサイクル製品(瓦破砕物)を利用した暗渠排水工事の見学会を実施しました。
<瓦リサイクル製品を暗渠排水疎水材に活用するメリット>
<留意点>
(山形県「瓦リサイクル推進の手引き」参照)
(見学会場の様子)
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