更新日:2023年7月10日
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阪神・淡路大震災や新潟県中越地震等の際に、谷や沢を埋めた盛土や斜面に腹付けした盛土等が滑動崩落を起こし、多くの宅地に被害が発生しました。そのため、このような災害の発生が予測される盛土造成地について、国土交通省が定めた「大規模盛土造成地の変動予測調査ガイドライン」に基づき、各市町村が調査を行っております。現在の調査状況は下記のとおりです。
出典:国土交通省ホームページ
大規模盛土造成地は、国土交通省が造成前と造成後の地形図や空中写真などから、宅地造成前後の標高等を比較し、谷埋め型、腹付け型にあてはまる可能性のある箇所を抽出したものです。
山形県内では、6市町で47箇所が抽出されましたが、その後の確認により3箇所が大規模盛土造成地に該当しないことが判明したため、現在の箇所数は44箇所となっています。
これら抽出箇所については各市町により調査を行い、その状況は下表の通りです。大規模盛土造成地マップは、各市町のホームページで公表しています。
市町名 | 箇所数 | 造成年代調査 | 現地踏査 | 大規模盛土造成地マップ |
山形市 | 6 | 調査済み | 調査済み | 山形市のホームページ(外部サイトへリンク) |
上山市 | 7 | 調査済み | 調査済み | 上山市のホームページ(外部サイトへリンク) |
新庄市 | 20 | 調査済み | 調査済み | 新庄市のホームページ(外部サイトへリンク) |
鶴岡市 | 2 | 調査済み | 調査済み | 鶴岡市のホームページ(外部サイトへリンク) |
酒田市 | 8 | 調査済み | 調査済み | 酒田市のホームページ(外部サイトへリンク) |
庄内町 | 1 | 調査済み | 調査済み | 庄内町のホームページ(外部サイトへリンク) |
計 | 44 |
【調査結果】
すべての箇所(44箇所)で、ただちに災害の発生が想定されるような変状は確認されませんでした。
なお、詳細については、各市町へお問い合わせください。