更新日:2023年6月21日
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山形県では、医療従事者の離職防止・定着促進のため、医療機関をサポートする拠点として「山形県医療勤務環境改善支援センター」を設置しています。医療機関が医療従事者の勤務環境の改善に向けた自主的な取組みを促進できるよう、地域の関係者と連携し、医療機関に対する勤務環境の改善の重要性の周知や、具体的な改善の支援を行います。
(1)名 称 山形県医療勤務環境改善支援センター
(2)設置日 平成27年4月1日
(3)設置場所 山形県健康福祉部医療政策課地域医療支援室内(山形市松波二丁目8-1 山形県庁3階)
(4)受付時間 平日午前9時から午後4時まで
(5)相談窓口 電話:023-630-2258
Web:本ページ下部のお問い合わせフォームに相談内容等を入力願います。
(1)医療機関の管理者、事務部門の長、看護管理者等に対する個別相談支援
専門的知識を有するアドバイザーが、医療機関における勤務環境改善の取組みへの相談支援を行います。
取組み例として、「医療従事者の働き方・休み方の改善」「医療スタッフの健康支援」「働きやすさ確保のための
環境整備」「働きがいの向上」等、医療機関の実情や特徴に合った取組みを支援していきます。
(2)医療勤務環境改善活動の普及・啓発
医療機関を対象とした勤務環境改善計画策定のための研修会・講演会を開催します。
医療勤務環境改善支援センターは、医療労務管理アドバイザー(人事・労務管理の専門家である社会保険労務士等)と医業分野アドバイザー(医業経営の専門家である医業経営コンサルタント等)が連携し、医療機関に対して、PDCAサイクルを活用して計画的に医療従事者の勤務環境改善に取り組む仕組みである「医療勤務環境マネジメント」に基づき、改善計画の策定・評価等を総合的に支援する役割を担っています。
医療労務管理アドバイザー(社会保険労務士)
労働時間管理や負担軽減、休暇の取得促進、医療従事者の健康支援、仕事と子育て・介護の両立支援、いじめ・ハラスメント対策、キャリアアップ支援など労務管理全般にわたるアドバイスを行います。
医業分野アドバイザー(医業経営コンサルタント)
診療報酬制度、医療制度・医事法制面、組織マネジメント・経営管理面、関連補助制度の活用などのアドバイスを行います。
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(平成30年法律第71号)」の施行により、2019年4月からは、医療従事者(医師以外)への時間外労働上限規制が開始され、医師を含む医療従事者への年5日の年次有給休暇の確実な取得が義務付けられています。また、2024年4月から勤務医に対する時間外労働の上限規制が適用されます。
厚生労働省では、医療従事者の勤務環境改善に役立ついきいき働く医療機関サポートWeb「いきサポ」を開設しています。このサイトでは、勤務環境改善の取組事例の紹介や、勤務環境改善に役立つ情報が検索できます。
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