更新日:2024年7月1日
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【とき】令和5年8月4日(金曜日)14時40分から15時10分
【ところ】みんなの茶の間「あべあべ」(真室川町)
【訪問先】まめくら会
【出席者】会長 佐藤節子さんほか会員の皆さん、知事、真室川町長、最上総合支庁長
真室川町の「みんなの茶の間『あべあべ』」を会場に、ボランティア団体「まめくら会」を訪問しました。
「まめくら会」は平成30年12月に設立され、子どもからお年寄りまで誰でも寄り合える場を提供しています。人が集まることで、ふれあいや交流、生きがいや仲間づくりへとつなげ、さらには地域で見守り、見守られ、支えあうことにつなげていく、という目的で活動に取り組んでいます。町内全域から利用者を受け入れ、「あべあべ体操」のほかレクリエーション、ゲーム、手芸、コーラスなどを行っています。また、季節の行事や郷土料理などの提供も行い、好評を得ています。
現在、会員は20名ですが、当日は14名にお集まりいただき、知事が日頃の活動内容をお聞きしました。その後、利用者とコーラスボランティアの方が「真室川町民歌」を歌う様子を見せていただき、続いて、会員の方々と和やかに懇談しました。
活動拠点である「みんなの茶の間『あべあべ』」は、空き家を利用して開所されました。
最初に、知事が「皆さんは熱心に活動され、地域の方々の交流の場を生み出しているとお聞きしています。このような活動は、地域を明るく豊かにしますし、自分自身も元気になると思います。今日は、日頃の活動についてお聞きするのを大変楽しみにしてまいりました。」とあいさつしました。新田町長からは、「仲間が集まって、町民の居場所づくりを一生懸命やっていただいており、町としても感謝しています。」とごあいさつがありました。
次に、会長の佐藤節子さんからも、「『あべあべ』が開所から5周年を迎える大きな節目に、知事に訪問していただいたことは素晴らしいプレゼントとなりました。みんなが気軽に集まってお茶が飲める場所を作りたいという思いで『まめくら会』を設立し、空き家を借りて『あべあべ』を開所しました。ネーミングは、『行こう行こう』を方言で『あべあべ』と言いますし、偶然にもこの家の家主さんが『あべさん』だったので『あべあべ』になりました。地域の皆さんから色々な形でご支援いただき、食事の提供もすべて手作りで、彩りやバランスを考慮したメニューで季節の行事食を提供しています。私たちも含め、利用者の皆さんが多くの方と顔見知りになることで、みんなで支えあう芽が出てきているのを感じます。私たち会員が楽しみながら活動することを心掛け、利用者が心待ちにして参加してくださるような運営を今後も継続していきたいです。」とごあいさつをいただきました。
知事を囲んで、利用者とコーラスボランティアの皆さんに「真室川町民歌」を披露していただきました。
訪問の日は、35名の利用があったそうです。
会員の皆さんから、手芸で作成した作品を見せていただきながら活動の様子をうかがいました。
最後に、利用者の皆さんから「真室川音頭」と手拍子で知事をお見送りいただきました。
(知事からひとこと)
「まめくら会」の皆さん、ありがとうございました。会の名前のとおり、「まめで暮らす」ということが一番大事ですよね。
皆さんの日頃の活動について丁寧に説明いただき、楽しみながら活動している様子を拝見することができ、大変有意義で貴重な時間を過ごさせていただきました。
県としても、「県民が幸せを実感できる暮らしやすい『やまがた』」の実現に向け、誰もが居場所と役割を持って暮らす支えあいの地域づくりを引き続き推進していきたいと考えております。
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