令和5年度知事のほのぼの訪問（第1回）（月山ゆずりはの会）

令和5年度知事のほのぼの訪問（第1回）の概要（令和5年6月13日開催）

開催日時等

【とき】令和5年6月13日(火曜日)14時55分から15時35分
【ところ】旧西川町立水沢小学校（西川町）
【訪問先】月山ゆずりはの会
【出席者】代表 古沢きわ子さんほか会員の皆さん、知事、西川町長、村山総合支庁長、西村山地域振興局長

訪問の概要

西川町の旧西川町立水沢小学校を会場に、「月山ゆずりはの会」を訪問しました。
「月山ゆずりはの会」は、廃校になった旧水沢小学校の給食室を利用し、8名の会員が苗から育てた唐辛子を使って、一味唐辛子「月山なんばこ」や麹味噌「ちょい辛麹」を製造・販売し、地域活性化に取り組んでいます。
特に「月山なんばこ」は、町のふるさと納税返礼品としても提供されており、人気商品となっています。
当日は日頃の活動内容をお聞きし、「月山なんばこ」の瓶詰作業の様子を見学させていただいたあと、和やかに懇談しました。

訪問の様子

　

会場である旧水沢小学校は、平成24年に閉校しましたが、「月山ゆずりはの会」が平成25年7月に給食室を活用し、「ちょい辛麹」や「月山なんばこ」などを製造する活動をはじめました。

　

最初に、知事が「本日は皆さんの活動についてお話をお聞きするのを大変楽しみにしてまいりました。」とあいさつし、菅野町長からも「会の皆さんには地域で頑張っていただいている。今後も町の活動に協力してほしい。」とごあいさつがありました。

次に、代表の古沢きわ子さんから「廃校になる小学校の活用について、町から相談を受け、麹味噌や一味唐辛子を作ることを思いついた。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、思うように売上げが伸びずにいたが、町長のPR効果で昨年度途中から注文が増えてきた。大量の注文もいただき順調に売上げが伸びている。町のふるさと納税返礼品や道の駅にしかわでのお土産品としても好評いただいている。今後は、会の名称の由来となった植物の「ゆずりは」が次々と葉を新しくしていくように、次の世代へ会の活動を伝えていきたい。」とごあいさつをいただきました。続いて、会員の松田りつ子さんから活動内容について紹介していただきました。

　

給食室では、「月山なんばこ」の瓶詰作業を視察しました。
「製品には、全て西川町産の唐辛子を使用しています。会員が苗から丹精込めて育て、収穫、乾燥、粉砕し、冷凍保存していたものを瓶詰めしています。」との説明がありました。

最後に、「ちょい辛麹」を野菜スティックにつけて試食させていただきながら、会員の皆さんと懇談を行いました。

　

（知事からひとこと）
「月山ゆずりはの会」の皆さん、ありがとうございました。
皆さんの日頃の活動について丁寧に説明いただき、楽しみながら活動されている様子を拝見することができました。用意していただいた「ちょい辛麹」の試食も大変おいしく、ご飯のおともにもぴったりで、人気のほどがうかがえました。皆さんと、大変有意義で貴重な時間を過ごさせていただくとともに、元気をもらいました。
地域の方々が愛着を持っている旧水沢小学校を利用した活動は、地域や西川町、そして県を元気にする素晴らしい取組みだと感じました。県としても、町と連携し、観光振興も含めた地域の活性化などに取り組んでいければと考えております。