「酒田港外港地区国際物流ターミナル（-12m）整備事業」新規事業採択時評価手続き着手及び県への意見照会に係る知事コメント

本日、国土交通省から、令和6年度予算に向けて、「酒田港外港地区国際物流ターミナル（-12m）整備事業」について、新規事業採択時評価の手続きに着手することが発表され、地方負担の負担者である本県に対し、同事業を予算化することについての意見照会がありました。

本事業は、洋上風力発電事業で設置される大型の風車建設に対応できる地耐力強化された岸壁や、十分な幅及び深さのある航路・泊地などの係留施設を整備するもので、山形県沖で進められる遊佐町沖などの洋上風力発電事業の促進に大きく寄与するものと期待されます。

このため、県では本事業の新規事業化に向け、酒田市、遊佐町の皆様など関係の方々と一体となって機会あるごとに要望を行ってきたところであり、この度の意見照会に対しましては、予算化に同意する旨を回答したいと考えております。

また、本事業が新規事業採択時評価の手続きに着手されることにつきまして、これまで御尽力をいただいた国会議員、県議会議員、関係市町長並びに地元の方々など、ご協力いただいた全ての皆様に感謝申し上げますとともに、国土交通省はじめ関係機関の皆様に心から御礼申し上げます。

今後とも、「ゼロカーボンやまがた2050」の実現に向け、再生可能エネルギー導入の拡大をさらに推進するとともに、洋上風力発電に伴う効果を県内に最大限取り込むため、酒田港の機能強化にしっかりと取り組んでまいります。

令和6年3月1日