国道47号新庄古口道路の全線開通見通しの公表についての知事コメント

本日、国土交通省から、国道47号新庄古口道路が、令和6年度に全線開通する見通しが公表されました。

新庄古口道路の新庄市大字升形～戸沢村大字津谷（延長6.0km）は、令和3年に発生した地すべりの対策工事のため、令和4年度に予定されていた開通が見直されておりましたが、今後の工事を精査し、完成の目処がたったことから、この度の公表となったと伺っております。

地すべり発生から、調査・検討、そして地すべり対策並びにトンネル再構築などの工事を迅速に進め、令和6年度の開通見通しを示していただき、国土交通省をはじめ工事関係者の皆様に心から御礼申し上げます。引き続き、残りの工事を安全に、そして順調に進めていただきますようお願いします。

国道47号の現道区間は、大雨に伴う路面冠水や事前通行規制などにより度々全面通行止めが発生しております。新庄古口道路が開通すれば、現国道47号とのダブルネットワークが構築され、災害時等の通行が確保されるなど、信頼性が向上し、強靱化が図られるものと期待しております。また、医療施設への搬送時間の短縮により、重篤患者の救命率の向上も期待されます。

今後も、新庄酒田道路の早期全線開通に向けて事業中区間の整備推進や未事業化区間である、戸沢村大字古口字高屋～草薙間、庄内町狩川～廻舘間の新規事業化を含め、本県の高規格道路ネットワークが早期に完成するよう、県としても沿線自治体や県民の皆様とともにしっかりと取り組んでまいります。

令和5年8月8日