ホーム > 県政情報 > 山形県の紹介 > 組織案内 > 庄内総合支庁産業経済部 > 「自分で山の整備を出来るようになろう!」間伐研修会の開催について
更新日:2022年12月5日
ここから本文です。
これから森林整備に取り組もうと考えている新米林家や森林ボランティア志望者に地元の林業士が先生となって立木の伐倒作業を体感する機会を提供する研修会を開催しました。
令和4年10月29日(土曜)
9時00分~15時00分
鶴岡市羽黒町手向薬師沢地内スギ林
TEL:0235-66-5534(普及担当高橋)
メール:yshonaishinrin@pref.yamagata.jp
当日は9名の参加者がありました。
最初に講師による伐倒作業実演の見学をした後、練習台を使った伐倒作業の練習をしました。
見学では土田先生による通常の伐倒作業実演に引き続き、渋谷先生による重心の偏った立木の伐倒を見せていただきました。隣接する木々の間を縫って狙った方向に上手く倒す技術に皆さん大いに驚いていました。また、金子先生の丁寧な解説に、一つ一つ手順の意味について納得している様子でした。
次に丸太を固定した練習台を使って伐倒手順の練習をしました。チェーンソーの操作自体が初めてという方もおり、皆さんきちんとした受け口を作る事に苦労していました。
その後、志願者を募って実際の立木の伐倒を体験して貰いました。慣れない作業でしたが講師の助力もあって無事、切り倒す事が出来ました。初めて立木を伐ったとの事で大変感動されていました。
午後からは伐倒木を任意の長さに伐る玉切り作業や可搬式のウィンチやトビを使って木を運搬する集材作業の実習をしました。参加者は初めて見る器具に興味深々でした。
朝から雨が降り続く中での研修となりましたが、講師の先生の丁寧な指導のおかげもあり、参加者の皆さんも楽しんで実習する事が出来たようです。
今後も森林・林業への興味・関心を喚起し、林業や森林整備の担い手を育てるため、同様の研修会を企画していきたいと考えています。
お問い合わせ