更新日:2023年11月7日
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食品の収去検査において検査結果の信頼性を確保するためにGLP(Good Laboratory Practice:優良試験所規範)を導入しています。検査に使う機械器具、試薬、検査の作業手順や記録方法などについて具体的な管理基準を定め、関係する記録を残すことで試験検査の信頼性を保証していくシステムです。
また、試験検査した測定値結果が正しくて信頼できるものであることを保証し、管理することを精度管理といいます。具体的には、検査機器の保守点検、検査担当者の検査技能の評価、検査結果の記録及び保管などを管理し、それらを内部精度管理や外部精度管理によって客観的に評価することを指します。
検査部門の試験検査業務が適正かつ確実に行われていることを点検、確認するなどの責務を負っています。
通常の試験検査業務のほか、信頼性確保部門の責任者が決めた方法に従って、検査課の組織体制の中で検査担当者の検査技能を客観的に評価する(内部精度管理)ことで、検査の信頼性を確認しています。
※課題には、通常の試験品、添加量の明らかな試験品、正しい値を伏せた試験品のひとつが用いられます。
村山保健所検査課では、毎年、同センターが実施する「食品衛生外部精度管理調査」に参加し、課題として送付された食品から特定細菌の検索(場合にによっては食品中の生菌数の算出)又は食品添加物の検索(場合によっては添加量)ができるかどうかの試験を受けて、問題が無いことを確認しています。(全国一斉の実力試験を受けるようなものです。)
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