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更新日:2023年12月1日
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1962年に創業。「克雪※1」「資源開発」「環境エネルギー」を事業の三本柱として、地下水の有効利活用を命題に取り組んでいます。
克雪事業では、積雪寒冷地域の冬期間における快適な通行空間を創造するための無散水融雪システムの開発を行っています。
資源開発事業では、温泉源・地下水源の調査や開発、維持管理まで総合的なコンサルタント業務を行っています。
環境エネルギー事業では、持続可能な社会を構築するために欠かせない地下水熱・地中熱を利活用した、冷暖房システムの開発に取り組んでいます。
※1 雪による被害や問題を克服すること
住所 | 山形市松原777 |
電話 | 023-688-6000 |
URL | https://www.jgd.jp/rad/01.php(外部サイトへリンク) |
当社は、主として再生可能エネルギーの一つである地下水熱を利活用する、無散水融雪施設の設計・施工を行っています。
近年は、年間を通じた地下水熱利用を目指し、帯水層蓄熱システムに関する技術開発に取り組んでいます。2019年には、従来の帯水層蓄熱システムに無散水融雪施設を組み合わせた「高効率帯水層蓄熱冷暖房システム」を確立。従来型の帯水層蓄熱システムと比較し、イニシャルコストを21%、ランニングコストを31%削減しています。本システムは、環境省の「令和2年度 気候変動アクション環境大臣表彰 開発・製品化部門」や「令和2年度新エネ大賞」で経済産業大臣賞(導入活動部門)を受賞するなど、高い評価を得ております。
現在は、本システムの普及拡大を目指してコスト低減を図るため、NEDOの助成事業での研究開発を進めており、実証施設では降雪により北国での達成が困難とされる『ZEB』を2カ年にわたり実現しています。
当社は、これからも地中熱や地下水熱という再生可能熱エネルギーの可能性を追求し、持続可能な社会の実現のため、様々な課題解決に積極的に取り組んでまいります。
※2「Net Zero Energy Building」の略。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと。
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