更新日:2024年7月23日
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家で飼っている犬や猫が、本能のまま繁殖により増えすぎてしまい、適切に飼えなくなり、1.飼い主の生活状況の悪化、2.動物の状態の悪化、3.周辺の生活環境の悪化などの悪影響が生じている状況です。
多頭飼育問題は、飼い主が不妊去勢手術をせずに動物を飼い始めることで起こります。
猫の繁殖力は極めて高く、1頭のメス猫から、1年後には20頭以上、2年後には80頭以上に増える繁殖力があります。
そのため、猫の多頭飼育問題の発生が多くなっています。
多頭飼育問題を防ぐには、早期発見、早期対応が大切になります。
あなたの周りに多頭飼育に陥りそうな方はいませんか。
以下のフローチャートで危険度が高いと判断される場合は、早めに最寄りの保健所にご相談ください。
飼い主さん(餌をあげている方)へ配布いただきたいチラシ
2.不妊・去勢手術をして飼いましょう(PDF:1,996KB)
3.無責任にえさをあげるのはやめましょう(PDF:3,029KB)
環境省の調査では、多頭飼育問題の背景には、飼い主の経済的困窮や社会的孤立などの問題があり、社会福祉的な支援を必要とする飼い主が多いことが明らかとなっています。このことから多頭飼育問題は「人の問題」と「動物の問題」の両面から、関係者が連携して対応する必要があります。
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