更新日:2025年2月17日
ここから本文です。
令和4年度 総務省地域おこし協力隊ポスターデザインコンテスト
山形県遊佐町 地域おこし協力隊 渡辺真央氏 最優秀賞受賞作品
地域おこし協力隊は、地域の未来を応援するため、都市部から地方へ移住して地域活性化に取り組んでいます。
県内では、全35市町村のうち32市町村で、計150人の隊員が市町村から委嘱を受け活動しています(令和6年10月1日時点)。
山形県では、「協力隊・市町村・地域が一丸となった地域おこし」の実現を目指しています。
そのために、市町村の企画~隊員の出口設計まで、各ステージに応じたサポートを行っています。
(令和6年度上期 協力隊員初任者研修の様子)
(1)募集・採用研修
【内容】隊員募集・採用のスキル習得、実際の募集要項のブラッシュアップ等
(2)活動支援・定住起業支援研修
【内容】隊員に対する活動支援・定住起業支援のスキル習得
(1)入口研修
◆ 初任者研修
【内容】3年間活動する上で必須となる知識・ノウハウ習得
【対象】1~2年目の隊員
◆ 4ブロック別研修
【内容】初任者研修の実践編
【対象】全隊員
(2)出口研修
【内容】県内のロールモデルとなる協力隊経験者から、退任に向けたノウハウを習得
【対象】2~3年目の隊員
現在、募集している研修等はありません。
隊員の方が抱えやすい悩みとして「卒業後の仕事」があります。
「協力隊=卒業後に起業」と思われがちですが、起業だけでなく、就職して自分らしい働き方・暮らしを実現されている協力隊経験者も多くいらっしゃいます。
ここでは、県内のロールモデルの一例をご紹介します。
(令和6年度 県出口研修パネリスト:R6.11月時点の情報)
皆さん、隊員期間中に築かれた信頼や人脈が、卒業後の仕事につながっています。
大山 芙由美(おおやま ふゆみ)氏
◆H28に村山市協力隊に着任。商店街の空き店舗を活用したカフェ・ワークショップや、情報発信等に携わる。
◆卒業後、七宝焼を楽しめる「民泊工房FUu〜(外部サイトへリンク)」を同市内で開業。
佐藤 直美(さとう なおみ)氏
◆H30に尾花沢市協力隊に着任。農業を中心に活動。
◆卒業後、「民泊耕房とら豆(外部サイトへリンク)」を同市細野地区で開業。地区の体験イベントへ参加したり、地区の方と一緒に農作業をしたりと、地域と関われる宿を運営。
綴喜 真影 (つづき しんえい)氏
◆R1に庄内町協力隊に着任。花卉栽培。
◆卒業後、キッチンカー「Mon‘s kitchen(外部サイトへリンク)」を開業し、山形県・ 秋田県を中心に活動。
庄内町を中心にマルシェ型イベント「なんでろ市」を企画・運営。
伊藤 一之(いとう かずゆき)氏
◆R2に中山町協力隊に着任。観光がない町に観光をつくるため、観光庁人材育成事業、旅行・ 物産商品造成と販路づくり等に携わる。
◆卒業後、地域振興会社「FURUSATOの未来(外部サイトへリンク)」を設立。
阿部 なぎさ(あべ なぎさ)氏
◆R3に花農家を志して河北町協力隊に着任。農地・作業場などの基盤がないところから、就農に挑戦。
◆卒業後は独立し、草花の生産事業(外部サイトへリンク)を行っている。
熊谷 春香(くまがい はるか)氏
◆R3に白鷹町協力隊に着任。コロナ禍をきっかけに山形の魅力発信に力を入れる。
◆本業のデザイナー・クリエイター目線でSNSを活用した活動もInstagram(外部サイトへリンク)を中心に行っている。冬は蔵王温泉スキー場スポーツ大使として、冬の山形の魅力発信に力を入れている。
佐野 裕介(さの ゆうすけ)氏
◆H27に寒河江市協力隊に着任。観光情報発信・観光関連組織活性化などに携わる。
◆卒業後、寒河江市観光物産協会(外部サイトへリンク)に就職。現在は寒河江市 慈恩寺テラス施設管理責任者として勤務。
西尾 真生(にしお まお)氏
◆H30に庄内町協力隊に着任。6次産業化共同利用加工場の管理運営や商品開発のサポートに携わる。
◆卒業後、庄内町役場に就職(外部サイトへリンク)。3年間、移住定住に関する部署を経験。現在は隊員時代に活動した地域の振興を担当。(外部サイトへリンク)
大野 達也 (おおの たつや)氏
◆R1に大石田町協力隊に夫婦で着任。大石田町駅前にぎわい拠点施設「KOE no KURA」を運営。大石田町での暮らしや体験をYouTubeや各SNSで発信。
◆卒業後、大石田町議会議員として活動(外部サイトへリンク)。
角田 歩(かくた あゆむ)氏
◆R2に鮭川村協力隊に着任。村唯一の加工場「工房・七つの里」や観光ワラビ園など、様々な復活・再生プロジェクトに携わる。
◆卒業後、まちづくり企業「新庄TCM(株)(外部サイトへリンク)」の社員として勤務するほか、ご当地ヒーローの副業にも取り組んでいる。
小関 恵子 (こせき けいこ)氏
◆R3 年に村山市協力隊に着任。母校 「楯岡高校」をリノベーションした「Link MURAYAMA」のオープニングスタッフとなる。
◆卒業後、鶴岡市にある「渚の交番カモンマーレ」 に勤務し、マリンアクティビティや海洋教育を提供。村山市と鶴岡市の二拠点生活(外部サイトへリンク)。
JOIN 地域おこし協力隊Webサイト(外部サイトへリンク)
総務省 地域おこし協力隊Instagram(外部サイトへリンク)
総務省 地域おこし協力隊Facebook(外部サイトへリンク)
総務省 地域おこし協力隊公式YouTubeチャンネル(外部サイトへリンク)
お問い合わせ
みらい企画創造部移住定住・地域活力創生課地域振興担当
住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号
電話番号:023-630-2680 2234 3407
ファックス番号:023-630-2130