更新日:2017年9月7日
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【とき】平成29年9月22日(金曜日)15時10分~15時40分
【ところ】大江町町民ふれあい会館
【訪問先】葵の会おおえ
【出席者】葵の会おおえ 代表 村上チエ子さん、葵の会おおえの皆さんほか
知事、村山総合支庁長 ほか
「葵の会おおえ」は、大江町で創作和紙人形を制作している団体です。会員7名で毎月2回、代表の村上さんのお宅に集まってお茶を飲みながら制作活動を続けています。和紙人形の魅力について、出展作品などを紹介いただきながらお話をうかがいました。
知事は、「すばらしいお人形ですね制作過程というものを初めて見せていただきました。趣味はいろいろありますが、特にものづくり、工芸品づくりは、作品が出来上がるので作った方はもちろん、見せてもらった方も喜びます。皆さん方が作品づくりに打ち込んで、生き生きと暮らしてくださることがまわりにも伝わって、まわりの方も生き生きとなりますし、地域が生き生きとなります。そして山形県全体が生き生きとなります。それが私の言う“県民総活躍”だと思っています。」とあいさつしました。
代表の村上さんからは、「この会は、いつもは私の家でやっています。和紙の美しさ、温かみ、風合いにみんなが心を惹かれ、何体あるかわからないほどつくり続けています。家に持って帰ると玄関に飾って喜ばれているところです。」とあいさつがありました。
メンバーの伊藤さんから「私は、始めてから16年になりますが早い方は20年になる方もいます。和紙や布は上等のものを選んでいるので作るのが楽しいんです。みんな集まって、作品を展示会に出して褒められたり、お茶を飲みながら料理の話題になったり、ストレス解消になります。」と紹介がありました。
こちらの袴は、京都の黒谷和紙で作っています。
こちらの作品「鶴亀」は、白石和紙を使っています。
こちらの帯は、まるで刺繍をしたような鶴とあやめの柄があしらわれています。
制作過程を見せていただきました。半襟、襦袢も専用の硬くならない糊で貼っていきます。完成見本を見ながら丁寧に作っていきます。
着物を着付するように作業が進みます。色や模様の組み合わせがとても素敵でした。
こちらは、花の髪飾りを作っているところです。花びらが幾重もあって細やかな作業です。
皆さんの作品を見せていただきました。どれも芸術品の域に達していて感動します。
近く開催される大江町の芸術祭でも展示されるそうです。
お茶をいただきながら懇談しました。お茶うけは良い塩梅につけられたお手製の漬物。手作りの東山焼の皿が味を一層引立てています。
材料や漬け方、器や盛り付けまで、料理の話題は尽きません。
葵の会おおえの皆さん、楽しいひとときをありがとうございました。
これからも、皆さん楽しみながら活動を続けて、創作和紙人形でたくさんの人を幸せにしていただきたいと思います。
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