更新日:2020年9月28日

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蔵王山(※)の火口周辺警報の解除について

平成30年1月30日に仙台管区気象台から発表された蔵王山の「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)」は、平成30年3月6日午後2時に「噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」に引き下げれらました。

それに伴い、山形市及び上山市から火口周辺に発令されていた避難勧告は解除されました。

※ 蔵王山という山はありませんが、気象庁では火山について表示する場合は蔵王山(ざおうさん)と表現しています。

 

◆観光に関する情報はこちらから

やまがたへの旅(山形県観光情報ポータルサイト)

蔵王山の噴火警戒レベル

気象庁は、平成28年7月26日(火曜日)14時から、蔵王山への噴火警戒レベルの運用を開始しました。
現時点において、蔵王山には「噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」が発表されております。

蔵王山の噴火警戒レベル1(PDF:1,349KB)蔵王山の噴火警戒レベル2(PDF:1,349KB)

警戒範囲と施設等の位置

噴火警戒レベルに応じた警戒範囲は下図のとおりです。
・噴火警戒レベル2:青線の範囲内(想定火口域の馬の背カルデラから概ね1.2km)
・噴火警戒レベル3:赤線の範囲内(御釜中心から概ね3.5km)
※噴火警戒レベル4、5の警戒対象となる居住地域は下図の範囲外になります。詳しくは蔵王山火山防災マップを御確認ください。

警戒範囲と施設等の位置(PDF:1,013KB)

火口周辺警報(噴火警戒レベル2)の警戒範囲と観光施設の位置

噴火警戒レベル2の場合の警戒範囲は、想定火口域の馬の背カルデラから概ね1.2kmの範囲内となり、蔵王温泉街等の観光施設は警戒範囲外となります。
なお、火山活動の状況により噴火警戒レベルが上がる可能性がありますので、気象庁等からの情報にご注意ください。(噴火警戒レベルが上がった場合は、市町村から緊急速報メールが発信されます。)

観光施設の位置(PDF:315KB)

想定火口域(馬の背カルデラ)における防災対策について

気象台や山形県、宮城県などで構成する蔵王山火山防災協議会では、登山者・観光客の皆様の安全確保に万全を期して、当面の間、馬の背カルデラ(想定火口域内)への立ち入りを禁止とします。御理解と御協力をお願いします。

 

【馬の背カルデラ内への立入規制の内容】

①馬の背カルデラ内への立ち入りを禁止するため、注意喚起看板を馬の背カルデラ付近へ設置しています。

②馬の背カルデラを横断する登山道(賽の磧登山道)を一部閉鎖しています。

馬の背カルデラ(想定火口域)の範囲(PDF:841KB)

蔵王山「馬の背登山道」からの避難計画

「馬の背登山道」を通行中に警報の発表、又は火山活動に異変がある場合は、誘導看板に従い、避難経路図のとおり避難してください。

馬の背登山道(PDF:1,521KB)

活火山の登山のまえに(PDF:381KB)

蔵王山火山防災マップ

蔵王山火山防災協議会は、平成29年1月に蔵王山火山防災マップを作成しました。

(平成14年3月に作成したマップを改訂したものです。)

 

このマップは、平成27年5月に国が策定公表した「蔵王山火山噴火緊急減災対策砂防計画」を基に、住民の方々や観光などで滞在される方々などに火山災害の危険性や避難の必要性などを理解していただくために作成しました。

マップでは、万一蔵王山が噴火した場合に予想される火山現象の種類や噴火の規模をもとに、災害の影響が想定される区域を示すとともに、避難場所や避難時の心得などを掲載しております。

蔵王山火山防災マップ(PDF:5,362KB)

 

蔵王山火山防災マップ2(PDF:5,362KB)
 

蔵王山噴火警戒レベルの導入について

  気象庁は、平成28年7月26日(火曜日)14時から、蔵王山への噴火警戒レベルの運用を開始しました。

  現時点において、蔵王山には「噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」が発表されております。

 

噴火警戒レベルについては、以下の関連資料を参照してください。

噴火警戒レベルの説明(気象庁ホームページ)

蔵王山噴火警戒レベル(気象庁ホームページ)

蔵王山の火山活動の状況

火山性地震等の火山活動状況は、気象庁及び仙台管区気象台のホームページをご覧ください。

蔵王山の日別地震回数(気象庁ホームページ)

蔵王山の火口カメラ画像(気象庁ホームページ)(外部サイトへリンク) ※リンク先の観測点で「蔵王山 刈田岳」を選択ください。

蔵王山の活動状況(気象庁ホームページ)