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更新日:2023年11月13日
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都市生活を支える土地区画整理のしくみについて紹介します。
土地区画整理は、道路や公園などの公共施設の整備を行いながら全ての土地を再配置して、新しいまちなみをつくったり、既にあるまちの再整備を行うことを目的とした「まちづくり」の手法です。
道路や公園などの公共施設のための用地は、買収をせずに土地を所有するみなさんから少しずつ提供してもらい生み出します。これを「公共減歩(こうきょうげんぶ)」と言います。
また、道路や公園を造るための資金は「保留地(ほりゅうち)」と呼ばれる土地を販売することでまかないます。この保留地を生み出すために公共施設用地を生み出すのと同じように土地を所有するみなさんから少しずつ提供してもらいます。これを「保留地減歩(ほりゅうちげんぶ)」と言います。
公共減歩や保留地減歩を行うことで個人の土地の面積は減ってしまいますが、公共施設が充実することで利便性などが良くなりその土地の利用価値が上がります。
また土地の再配置をする時には、以前使っていた土地の位置・面積・環境や利用状況に応じて適正に行います。この再配置された後の土地を「換地(かんち)」と言います。換地には、もとの土地にあった権利(所有権、地上権、賃借権等)がそのまま移ります。
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