更新日:2022年9月12日
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本制度は農協、市場、直売施設運営主体及びその他の出荷組織などの「集荷団体」が行う、主に農薬の適正使用に関する取組みを第三者機関である公益財団法人やまがた農業支援センターが認証する制度です。
認証を受けた集荷団体(以下、「認証登録団体」という。)に作物を出荷する生産者は、同じ作物を栽培する生産者20名程度でグループ(以下、「出荷集団」という。)を組織し、出荷集団内で共通して使用する標準防除暦に従って農薬を使用し、また、農薬の使用実績等の栽培履歴の記帳を行います。
作物の収穫及び出荷にあたっては出荷集団単位で出荷前の残留農薬分析を行い、残留農薬が基準値を超えて残っていない等、作物の安全性を確保してから出荷しています。
認証登録団体は生産者への指導にあたり、標準防除暦の作成や各生産者の栽培履歴の確認、危機管理体制の整備を行います。
また、生産者及び認証登録団体は農薬の適正使用に加え、やまがたGAPにも取り組んでいます。
生産者、出荷集団、認証登録団体それぞれの具体的な取組み内容は以下になります。
取組み単位 | 具体的な取り組み内容 |
1.生産者 |
栽培計画の作成 適正な生産管理 栽培履歴の記帳と関係書類の保管 GAPの取組み |
2.出荷集団 |
適正な防除方法の確保 出荷前残留農薬分析(安全性の確保) |
3.認証登録団体 |
標準防除暦の作成 栽培履歴の確認 生産工程管理者の配置 危機管理体制の整備 GAPの取組み |
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