更新日:2024年12月2日

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出荷前残留農薬分析の実施状況

 やまがた農産物安全・安心取組認証制度では、出荷集団単位で出荷前残留農薬分析を行い、安全な県産農産物の生産に努めています。

 今年度(令和6年度)及び昨年度の分析の状況をお知らせします。(令和6年11月29日までの報告分)

分析の状況

 品目ごとの分析検体数と残留基準値超過及び適用外農薬の検出件数(果樹)

品目名

6年度の

検体数

6年度の

基準値超過

6年度の

適用外農薬

5年度の

検体数

5年度の

基準値超過

5年度の

適用外農薬

おうとう 366 0 0 388 2 1
ぶどう 89 0 0 96 0 0
もも 75 2 0 80 0 0
りんご 141 0 0 152 2 0
西洋なし 117 0 0 124 2 0
かき 55 0 0 57 0 0
日本なし 8 0 0 8 0 0
すもも 26 0 0 28 1 0
プルーン 1 0 0 1 0 0
キウイフルーツ 1 0 0 1 0 0
あけび 2 0 0 2 0 0
かりん 1 0 0 1 0 0
うめ 1 0 0 1 0 0

 

 品目ごとの分析検体数と残留基準値超過及び適用外農薬の検出件数(野菜その1)

品目名

6年度の

検体数

6年度の

基準値超過

6年度の

適用外農薬

5年度の

検体数

5年度の

基準値超過

5年度の

適用外農薬

すいか 56 0 0 57 0 0
きゅうり 52 0 0 57 0 0
食用ぎく 13 0 1 13 1 2
メロン 32 0 0 32 1 0
トマト 45 0 0 47 0 0
なす 13 0 0 12 1 0
ねぎ 45 0 0 45 0 0
はくさい 6 0 1 6 0 0
せいさい 4 0 0 5 0 0
ほうれんそう 7 0 0 7 0 0
だいこん 6 0 0 6 0 0
えだまめ 49 0 0 49 0 0
イチゴ 4 0 0 4 0 0
たらの芽 6 0 0 6 0 0
にら 29 0 0 29 0 0

 

品目ごとの分析検体数と残留基準値超過及び適用外農薬の検出件数(野菜その2)

品目名

6年度の

検体数

6年度の

基準値超過

6年度の

適用外農薬

5年度の

検体数

5年度の

基準値超過

5年度の

適用外農薬

セルリー 4 0 0 4 0 1
かぼちゃ 9 0 0 9 0 0
アスパラガス 37 0 0 39 0 0
おくら 1 0 0 1 0 0
わさび菜 1 0 0 1 0 0
うるい 1 0 0 1 0 0
いんげん 2 0 0 2 0 0
パプリカ 7 0 0 8 0 0
さといも 3 0 0 4 0 0
かぶ 1 0 0 1 0 0
おかひじき 1 0 0 1 0 0
ピーマン 2 0 0 2 0 0
さやいんげん 2 0 0 2 0 0
あさつき 5 0 0 5 0 0
ししとう 1 0 0 1 0 0
にんにく 1 0 0 1 0 0
ながいも 0 0 0 1 0 0
とうもろこし 1 0 0 1 0 0
つるむらさき 2 0 0 0 0 0

 

全品目の合計

 

6年度の

検体数

6年度の

基準値超過

6年度の

適用外農薬

5年度の

検体数

5年度の

基準値超過

5年度の

適用外農薬

 合 計 1,331 2 2 1,398 10 4

 

基準値超過・適用外農薬検出の概要(令和6年度)

品目名 原因と対応
もも(1)

 適用農薬が基準値を超過して検出されたため、生産履歴の確認と現地調査を行いました。原因は、サンプル採取時期の判断ミスと考えられました(使用時期が収穫21日前までの薬剤を、散布した6日後に採取)。再検査を行い、安全性を確認して出荷を開始しました。

もも(2)  適用農薬が基準値を超過して検出されたため、生産履歴の確認と現地調査を行いました。また、シーズン後半の検査による発覚であり、すでに出荷していた中生品種の出荷停止と自主回収を行いました。当該生産者は、使用基準どおりの使用であり、隣接ほ場からの飛散も考えられないため、原因は不明です。同一ほ場のももの再検査と、同じ生産者グループの生産履歴の点検・検査を行い、安全性を確認して出荷を再開しました。
はくさい

 適用外農薬が基準値を超過して検出されたため、生産履歴の確認と現地調査を行いました。当該生産者は適用外農薬を白菜には使用しておりませんでしたが、他品目に使用していたことから、原因は防除器具の洗浄不足によるものと思われます。その後再検査を行い、安全性を確認して出荷を開始しました。なお、同じ生産者グループ内では当該農薬の使用がなかったため、生産履歴の点検を行い、安全性を確認して出荷を開始しました。

食用ぎく

 適用外農薬が基準値以下で検出されたため、生産履歴の確認と現地調査を行いました。当該生産者は適用外農薬を食用ぎくには使用しておりませんでしたが、隣接ほ場の野菜に使用していたことから、原因は隣接ほ場からの飛散によるものと思われます。その後再検査を行い、安全性を確認して出荷を開始しました。なお、同じ生産者グループ内では当該農薬の使用がなかったため、生産履歴の点検を行い、安全性を確認して出荷を開始しました。

 

お問い合わせ

農林水産部農業技術環境課農産物安全担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8-1

電話番号:023-630-2408

ファックス番号:023-630-2456