更新日:2025年3月5日
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このたび、山形が世界に誇るものづくり技術とトヨタ自動車がコラボレーションしたアップサイクル新製品※(急須・冷酒器)が完成したことから、お披露目会を開催しました。
※自動車の製造・廃棄時に生じる車になれなかった素材に、その地域に受け継がれる伝統工芸やアートの力を借りて、元の素材以上の価値を付加した新たな製品を作り出す取組み。
【期日】
令和7年2月14日(金曜日)
【会場】
山形県庁5階 501会議室
【出席】
山形県知事 吉村 美栄子
株式会社菊地保寿堂 代表取締役 菊地 規泰 氏
トヨタ自動車株式会社 クルマ開発センター センター長 石島 崇弘 氏
トヨタ自動車株式会社 構造デザインスタジオ テーマプロデューサー 大學 孝一 氏
山形県産業労働部長 岡崎 正彦
【製作】
菊地保寿堂
【素材】
外側:自動車の鉄廃材
【塗装】
外側:焼きつけ塗装 藍色に銀チップ
内側:鋳物ホーロー
(世界で最も食品衛生基準が厳しい欧州とドイツの基準を鋳物製品では世界で唯一クリア)
【サイズ】
高さ80mm×幅155mm×奥行100mm/重さ700g/容量400cc
お披露目会では、トヨタ自動車株式会社クルマ開発センター石島崇弘センター長よりご挨拶をいただき、構造デザインスタジオの大學孝一テーマプロデューサーからトヨタ自動車における取組みについて、株式会社菊地保寿堂の菊地代表より製品の特長等についてそれぞれご紹介をいただきました。
また、冷凍した状態の製品に日本酒を注ぐと、雪が解けるように鮮やかな藍色が浮き出ることから、県産日本酒の新たな提供スタイルとして、デモンストレーションを行いました。
吉村知事は、「今回の菊地保寿堂様とトヨタ自動車様の挑戦は、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、地域経済の活性化にも資するものである。多くの皆さまにとって特別な製品となり、多くの方々に愛されることを願う。」と述べました。
製品の写真 |
吉村知事あいさつ |
菊地代表の説明 |
デモンストレーションの様子 |
記念撮影 |
日本酒を注ぐと鮮やかな藍色が浮き出る |
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